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【特集】楽しい夏を過ごすために 水の事故・熱中症にご注意ください

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三重県伊賀市

■水の事故を防ぐために
海や川などで子どもたちの水遊びが盛んになると、水の事故が急増します。
子どもを水の事故から守るためには、家庭や地域などで水の怖さについて話し合い、危険な場所で水泳や水遊びなどしてはいけないことを再確認するなど、周囲の大人が気を配り、地域ぐるみで安全対策を進めていくことが大切です。

◆屋外での事故を防ぐため
子どもの水の事故は川や海、池での水遊び中に最も多く起こっています。子どもは熱中するほど周囲の状況が目に入らなくなります。必ず大人が付き添うようにしましょう。また、ボートや釣りなどの水のレジャー時の事故も後を絶ちません。大人も「自分は大丈夫」と過信せず、ルールを守り、安全を確認しながら楽しみましょう。

◇水辺で楽しく安全に活動するために
[水辺で遊ぶ前に]
・天気予報を確認しよう!
・危険な場所を確認し、近寄らないようにしよう!
[水辺で遊ぶときは]
・ライフジャケットを着よう!
・1人で行かない!子どもだけで行かない!
[万が一、水に落ちたら]
・慌てず、浮いて助けを待とう!
ライフジャケットは年齢や体格に合ったサイズを着用しましょう。黄色やオレンジなど、水辺でも目立つ色がおすすめです。

◆水の事故が起きてしまったら
溺れている人がいたら、飛び込まずに、周囲の人に知らせて助けを呼びましょう。溺れた人を助けるために、水に入るのは危険です。自分の安全を第一に考えましょう。
身の回りの水に浮くもの(浮き輪やペットボトル、クーラーボックスなど)を投げ入れたり、長いもの(棒など)を差し伸べるなど、近くにあるもので救助をしましょう。物を投げ入れる時は、溺れている人に当たらないようにしましょう。
近くにAEDがある場合は、救助された時のために、すぐに使えるように準備をしましょう。

◇大切な人の命を守るために
目の前で誰かがたおれてしまったとき、あなたは助けることができますか。消防本部では、毎月定期的に実技を中心とした応急手当講習会を開催しています。特別な資格がなくても、誰でも行えるのが応急手当です。適切な応急手当を学び、一緒に日頃から緊急時に備えましょう。
伊賀消防署管理課 米島徳和

◆日常生活での事故を防ぐため
水の事故は水遊びやレジャーなどの場面に限らず、日常生活の中でも起こります。大人にとっては危険と考えにくい場所や物であっても、鼻と口を覆うだけのコップ1杯分の水があればどこでも事故は起こります。
家の中を点検し、子どもに危険な場所を教えることも大切です。また、高齢者の入浴中の事故を防ぐため、家族がときどき声かけをしたり、入浴を手助けするようにしましょう。

問い合わせ:伊賀消防署管理課
【電話】24-9120【FAX】24-9111【Eメール】kanri-fd@city.iga.lg.jp

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