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自治体の皆さまへ

ひきこもりについて正しく理解していますか 生きづらさを抱えた人に寄り添う社会づくり

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三重県伊賀市

◆「ひきこもり」をご存じですか?
国のガイドラインによると、「ひきこもり」とは長期(6カ月以上)にわたって社会参加(学校に通う、仕事をする、家庭外で友達とかかわりをもつなど)をしておらず、主に自宅にとどまっている「状態」をあらわす言葉です。他者と交わらない形で外出をしている場合も「ひきこもり」に含まれます。
平成27年、平成30年の国の調査をもとにすると、伊賀市では約800人が、ひきこもり、あるいはそれに近い状態で暮らしていると推計されます。ひきこもりは決して特殊なことではなく、誰でも自分自身や自分の身の回りの人に起こりうることといえます。
ひきこもっている人は、場合によっては一見「さぼっている」ように見えるかもしれません。しかし内面では大きな不安や葛藤を抱えていることが多いです。本人にとって「安心・安全な環境」や「理解してくれる人の存在」、周囲の人のひきこもりについての正しい理解が必要不可欠です。

◆ひきこもり支援
市では「ひきこもりサポート事業」を伊賀市社会福祉協議会に委託し、ひきこもりに関する本人・家族への相談支援、フリースペース「nest(ネスト)」の開設、相談機関のネットワークづくりなど、生きづらさをかかえた人に寄り添う社会づくりをすすめています。
また、令和3年度、令和4年度には地域でひきこもりについて理解しサポートする「ひきこもりサポーター」を養成し、現在33人のサポーターが活動しています。

▽ひきこもり支援に関するシンポジウム・家族会
今年度はひきこもりサポート事業の一環として、ひきこもり支援に関するシンポジウムを行い、その後、当事者家族の家族会を開催する予定です。
日時:1月28日(日)午後1時30分〜
場所:阿山保健福祉センター

◆一人で悩まずご相談を
三重県ひきこもり地域支援センターでは専門電話相談が開設されています。
相談は無料で、秘密、個人情報は厳守されます。家族の人もお気軽にご相談ください。

◎ひきこもりに関する相談窓口
・ひきこもりサポートnest(伊賀市社会福祉協議会)
【電話】090・3483・2584【電話】22・0084【FAX】21・8123
【E-mail】nest@hanzou.or.jp
フリースペースの開設は毎週水・金曜日の午後1時〜4時30分(祝日、年末年始を除く。)
・三重県ひきこもり地域支援センター ひきこもり専門電話相談
毎週月〜金曜日 午前9時〜午後4時(祝日、年末年始を除く。)
【電話】059・253・7826

問い合わせ:生活支援課
【電話】22・9650【FAX】22・9661【E-mail】shien@city.iga.lg.jp

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