■忍者の携帯食「兵粮丸(ひょうろうがん)」
伊賀忍者三上忍の一人、藤林長門守が、駿河国(静岡県)の今川義元に仕えていたとき、山本勘助に、伊賀流忍術を伝授しました。この「兵粮丸」は、その勘助の書いた忍術秘伝『老談集』の中に書された「兵粮丸」を、分量、材料を当時のままに、食味を現代風にアレンジし再現したものです。
主原料となる餅米、うるち米などは伊賀産米を使用しています。氷砂糖を多く含むため、血糖値を上げられるとともに、生薬配合により、滋養強壮や鎮静効果、抗ストレス作用、健胃作用があります。
書伝実物の忍者携帯食であり、現代のサプリメントのようなものです。
◇忍法帖料理 藤一水(有限会社 魚定)取締役 藤林 孝行さん
日本料理店「忍法帖料理 藤一水」は伊賀市北部の山間部に店を構えています。忍者の末裔(えい)であり、江戸時代に書かれた奥義書『萬川集海』の著者が先祖であるため、忍者にこだわり、忍法帖料理を作りました。忍者は、今で言うバランスのとれたヘルシーな食事をしていたといいます。
忍者をテーマに昔の忍者が食した素材を現代風にアレンジし、かつ伊賀の新鮮な素材、旬の食材を最もおいしく召し上がっていただける会席料理を提供しています。
また藤一水ではお食事を召し上がっていただいた後のお楽しみとして、忍者の知恵を再現したさまざまなからくりを店内に施しています。
ぜひ一度お立ち寄りください。
問い合わせ:有限会社 魚定
【電話】43-1089
問合せ:伊賀ブランド推進協議会事務局(商工労働課)
【電話】22-9669【FAX】22-9695
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