■伊賀市は忍者市
忍者は今やテレビやアニメを通じて海外にまで広く知れ渡る、日本を代表するコンテンツのひとつです。
伊賀市は伊賀流忍者発祥の地として、かねてよりさまざまな取り組みを通して「忍者」そして「伊賀市」を広く発信しています。
平成29年には、忍者の歴史や精神を継承するとともに、その認知度を国内のみならず世界へ広めるべく、忍者をいかした観光誘客やまちづくりを進めるために、「忍者の日」である2(ニン)月22(ニンニン)日に忍者市宣言を行いました。
今年も、忍者市のことを知ってもらうきっかけとして、2月を「忍者市月間」としてさまざまな取り組みを行います。
■知ってほしい!忍者市のこれから
◆(仮称)忍者体験施設を建設中
民間活力を活用するPFI方式で進める「にぎわい忍者回廊」整備事業の一環として成瀬平馬家屋敷跡に(仮称)忍者体験施設を建設しています。
外観・コンセプト:町中のにぎわいと回遊を生み出す拠点として、情緒ある伊賀上野の城下町の町並みと、風景に溶け込むような施設をめざしています。
施設の内容:洞窟に見立てたコースでの忍者体験や伊賀の歴史と忍者の世界を体験できるアトラクションのほか、伊賀の食材を使ったグルメ、土産物ブースもあり宿泊もできます。
◆日本遺産ストーリー
忍びの里 伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて―
2023年度重点支援地域に選定
世界に通用する”忍者“コンテンツで地域の活性化を推進
伊賀市と滋賀県甲賀市では、忍者の歴史・文化をストーリーとして伝える「日本遺産」を活用した取り組みを平成29年度から共同で行っています。令和5年度からは、これまでの取り組みが認められ、他地域のモデルとなる「重点支援地域」に認定されました。
訪日旅行の再開の動きが本格化するなか、2025年大阪・関西万博を見据え、関西圏を起点としたリアル忍者の聖地への広域観光ルートを造成します。また、海外客から人気の高いコンテンツである忍者を最大限に活用したインバウンド向けの満足度の高い体験型観光商品化をめざすことや、観光ガイド機能の強化に重点的に取り組んでいきます。
■忍者市月間中のイベント情報
◇忍者が大阪に大集合
昨年2月22日に伊賀市、甲賀市、両市にある3つの観光協会、(公財)大阪観光局の6者で観光振興の推進に関する連携協定を締結しました。
今年は、協定締結団体と世界的ダンサーKENTOMORI(ケントモリ)さんとともに、2月22日午後2時22分に222人の忍者が大阪に集結し、伊賀市・甲賀市が誇る「忍者」を世界へ発信します。
◇忍者市市長の出前授業
2月15日(木)に市内小学校の児童を対象に、忍者市市長の出前授業を行います。
開催校は毎年異なり、今年は上野東小学校で開催します。
市長が「伊賀忍者ってなんじゃ?」と題して、リアルな忍者について講義します。授業の後には忍術をモチーフにした給食が提供されます。
◇上野図書館が忍者市月間特別仕様に
2月1日~28日まで、上野図書館が「忍者図書館」仕様に変身します。
忍者に関する書籍を集めた特集コーナーや、忍者に関する歴史資料の展示コーナーなど、忍者市月間ならではの展示が盛りだくさん。
問い合わせ:観光戦略課
【電話】22・9670【FAX】22・9695【E-mail】kankou@city.iga.lg.jp
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