明日に向かって～差別をなくしていくために～

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人権について考えるコラムです。

■多面的な視点で物事を見る-総合政策課-
国の総合戦略では、新たな視点における横断的な目標として「多様な人材の活躍を推進する」ことを掲げており、市でもこの目標にあわせて、「誰もが居場所と役割を持ち活躍できる地域社会をめざす」ためさまざまな施策を進めています。
当課では、これらの目標を含む、めざす市のすがたの実現に向け、さまざまな施策に対して、市民の皆さんが普段の生活で感じていることを聞くために、毎年度末に伊賀市まちづくりアンケートを行っています。このアンケートは、市内在住、在勤、在学、または市外に在住で伊賀市に関わりがある満18歳以上の人を対象に、普段の生活で感じていること、気づいたことや、市の施策に対する満足度・参画度などを聞くものです。
性別や年代、居住地域などの属性に関する設問は、それぞれの施策に対する分析を行うために、これまで必須回答としていました。しかし、「回答したくない人への配慮も必要では?」というご意見をいただいたことで、回答する人への配慮が不足していたことに気づき、回答する・しないを選べるように変更しました。
人は、自分が見えている範囲で物事を捉え、行動しがちです。「問いかける側の視点だけで物事を捉えるのではなく、回答する人の視点で考える。つまり、多面的な視点を持つことが大切だ」ということを学びました。
これからは常に多面的な視点で物事を考え、その本質を的確に捉えて行動できる力をつけていけるよう努力を続けていきます。そして、物事を自分の問題として捉え、きちんと認識していくために、これからも人権学習などを通じて学び続けていきたいと思います。

◇ご意見などは人権政策課へ
【電話】22-9683【FAX】2-9641【E-mail】jinken-danjo@city.iga.lg.jp