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「日本遺産」認定のまち 忍びの里伊賀・甲賀

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三重県伊賀市

■忍術ってどんなもの?
忍者が使った「忍術」といえば手裏剣を投げたり、ドロンと消えたり、火を吹いたり…。そんなイメージをお持ちではないでしょうか。伊賀・甲賀に伝わっている「リアルな忍術」はそんなイメージとはちょっと違った忍術です。
(1)諜報(ちょうほう):敵地に怪しまれずに侵入するための「七方出(しちほうで)」といわれる変装の術や、集めた情報を覚えておく記憶術、狼煙(のろし)や旗などを使用した情報をすばやく伝えるための通信の術など
(2)攪乱(かくらん):敵を混乱させるため体を休めている夜に奇襲攻撃をかける夜討ちや、伊賀・甲賀忍者が得意とした火術を用いた戦術など
(3)謀略(ぼうりゃく):一般的に隠れ身の術と言われる隠形術(おんぎょうじゅつ)や、薬をつかった薬方、情報を得るための巧みな話術など

忍者の最も重要な任務は、敵地で情報を集め主君に伝えることです。手裏剣や刀で戦うこともありますが、命の危険が迫った場合で戦うことは最後の手段でもありました。
忍術とは、可能な限り戦いを避けつつも情報を集め、さらには敵から生き延びて情報を持ち帰るために考え出された技術といえます。

問い合わせ:
・忍びの里伊賀甲賀忍者協議会事務局 伊賀市観光戦略課【電話】0595-22-9670
・甲賀市観光企画推進課【電話】0748-69-2190

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