市では「インターネットを介した人権侵害のない社会づくり条例(議員提案条例)」を4月1日に施行しました。私たちの誰もがインターネットを通して傷つけ、傷つけられることがないように、インターネットやSNSの正しい使い方を理解しましょう。
■誰かを傷つける投稿になっていませんか?
「みつばち@mitsubachi002050・2024年3月15日
○○ってテレビ番組に出ていた△△ってタレント、マジでむかついた。
もうテレビに出ないでほしい。ってか消えろ。」
インターネットやSNSは、社会で起きている出来事に対して他の人がどう思っているのかを手軽に知ることができるものとして、私たちの生活には欠かせないものになってきています。
一方で、特定の人や団体、地域などに対しての誹謗(ひぼう)中傷やプライバシーの侵害、不当な差別情報を広げるなどの人権に関わる問題が多数発生し、社会問題になっています。
■発言した個人は特定されない?
「PENPEN@Penguin001050・2024年3月15日
その投稿、誹謗中傷じゃない?
その投稿でタレントを傷つけるかも知れないから消したほうが良いよ。」
「みつばち@mitsubachi002050・2024年3月16日
こんな投稿、誰も見てないし、匿名だからバレないって。」
匿名で投稿しても、他人の権利を侵害する情報発信に当たると認められる場合、発信者の氏名や住所、電話番号などの個人情報が被害者に開示されることがあります。
投稿したことで損害賠償請求を受けたり、名誉棄損で刑事罰に問われたりすることもあります。
■こんなときは相談してください
・インターネット上で人権を侵害された。
・インターネット上でいじめを受けている。
・差別表現を発見した。
・誹謗中傷の投稿をされた。
・つい感情的にSNSに投稿したが、誹謗中傷と言われ困っている。
・プロバイダから発信者情報開示請求にかかる意見書が届いた。
・相談先がわからない。
◎相談の内容により、専門機関を紹介します。
◎電話・ファックス・メールのほか、ウェブフォームから相談ができます。
◎相談は受け付けた順番に対応します。
相談先・問い合わせ:伊賀市人権相談総合窓口(人権政策課内)
【電話】22-9683【FAX】22-9641【E-mail】jinken-danjo@city.iga.lg.jp
開設時間:(平日)午前8時30分~午後5時15分
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