高齢化に伴い、認知症の人の数は年々増加し、行方が分からなくなる認知症高齢者もいます。行方不明になった場合、発見に時間がかかると命に関わるため、できるだけ早く発見・保護することが重要です。
市では、認知症の症状があっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう取り組んでいます。
対象者:市内在住のおおむね65歳以上で、認知症により行方不明になる恐れがあり、在宅で生活している人の家族など
■見守り安心シール交付事業
外出中に行方不明になる恐れのある高齢者の情報を事前に登録します。登録後、市から交付する「見守り安心シール」を高齢者の衣類やかばん、靴などに貼り付けます。高齢者を発見した人が、そのシールの二次元コードをスマートフォンなどで読み取り、市や警察に連絡することで高齢者の家族などに連絡をとることができます。
■位置情報サービス導入初期費用・利用料助成事業
GPS端末を使って、行方不明になる恐れのある人の現在地情報を検索できるサービスです。GPS端末は、かばんに入れておいたり、靴に入れ込んだり、首から下げたりして使用できます。機器は2種類から選択できます。
月額利用料:638円
申込先・問い合わせ:介護高齢福祉課
【電話】22-9634【FAX】26-3950【E-mail】kaigo@city.iga.lg.jp
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