[特集]令和6年度 当初予算をお知らせします(2)

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■令和6年度　主な事業
令和6年度当初予算に計上した主な事業について、「こども・くらし・にぎわい」の3つのテーマに分けて紹介します。

◆「こども」
・子育て世帯の負担軽減と家計の底上げ(食育と地産地消の推進、小中学校給食の無償化、幼稚園・保育所(園)等副食費の無償化)を行います。
・子どもの個性を大切にする学力の保障、伊賀らしい郷土教育を推進します。

▽主な新規事業
・公立・私立幼稚園及び保育所(園)、認定こども園、認可外保育所の“副食費無償化”
・公立・私立保育所(園)の“使用済み紙おむつ持ち帰り廃止”

学校給食管理経費…1億5,484万円
給食センター管理運営経費…6億2,743万円
保育所管理運営事業…3億1,197万円
私立保育所等運営費…13億5,445万円
園管理経費…1,408万円
医療費助成経費…5億3,854万円

▽こども家庭支援課の新設
保健師や社会福祉士など、専門職が個別にサポートできる体制を強化し、すべての妊産婦・子ども・子育て世帯への一体的な相談支援を行います。

◆「くらし」
・医師確保をはじめ地域医療の充実、地域包括ケアの推進、買い物・通院などの移動を支援します。
・一人ひとりが大切にされる社会の実現のため、人権・平和・男女平等・多文化共生・多様性を大切にします。

新斎苑整備運営事業…3億2,863万円
行政バス運行経費…1億3,182万円
伊賀鉄道活性化促進事業…1億2,403万円
常備消防施設等整備事業…1億1,228万円
救急医療事業…1億532万円
防災資機材整備推進事業…1,028万円
多文化共生推進事業…1,026万円
人権啓発推進事業…1,113万円

◆「にぎわい」
・「日本の20世紀遺産20選」の伊賀上野城下町の文化的景観、農山村の自然環境、旧上野市庁舎の有効活用による観光戦略とにぎわいを創出します。
・伊賀の可能性を生かした、農林業振興、移住定住、企業誘致、人材育成、雇用創出、新規起業、就農をさらに推進します。

旧上野市庁舎利活用事業…18億5,645万円
忍者市プロジェクト事業…2億3,281万円
観光振興管理経費…2,293万円
芭蕉翁顕彰事業…4,355万円
企業立地促進経費…6,976万円

◆基金(市の貯金)市民一人あたり約19万円

市の貯金である基金は、各事業を行うにあたり、約25億3千万円を取り崩す予定です。また、財政調整基金や伊賀市ふるさと応援基金などへ約12億6千万円を積み立てるため、令和6年度末基金の残高は約160億円の見込みです。

◆市債(市の借金)市民一人あたり約54万円

市の借金である市債の令和6年度末の残高予定額は、令和5年度に比べ約21億円の減額の約463億円の見込みです。

問い合わせ：財政課
【電話】22-9608【FAX】24-2440【E-mail】zaisei@city.iga.lg.jp