■手力神社と手力の花火
伊賀三大上忍の一人である藤林長門守(ふじばやしながとのかみ)一族の氏神が祀(まつ)られる伊賀市東湯舟(ひがしゆぶね)の手力(てぢから)神社では、毎年10 月17 日、「例祭奉納花火大会」が行われています。その始まりは、江戸時代の初め頃、火筒、のろしなど、火術を得意としていた藤林氏一族が、花火を神社へ奉納したこととされています。現在の花火は花火師によるものですが、大正末期頃までは、氏子である村の若者たちが手作りで行っていたそうです。
本殿には日本一重いとされる鈴の緒があり、今でも「湯舟の手力さん」と呼ばれ親しまれています。
問い合わせ:忍びの里伊賀甲賀忍者協議会事務局
伊賀市観光戦略課【電話】0595-22-9670
甲賀市観光企画推進課【電話】0748-69-219
<この記事についてアンケートにご協力ください。>