文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 つながって、生きる(7)

7/32

三重県名張市

■まちじゅうに、つながる場を
あなたにとって、人とつながり、安心できる「居場所」はありますか?
◆誰かの「やりたい!」を応援
空き家を改修したコワーキングスペース「FLAT BASE(フラット ベース)」。大学生がここを拠点にコーヒースタンドを始めたり、和菓子や着物など自分の趣味を生かした催しが開催されたり、「100年後、どんな名張になっていてほしいか」をワークショップ形式で発表し合ったり…。人と人、人と資源をつなぎながら、誰かの「やりたい!」を応援する場所になっています。

「FLATBASE」を知ってもらうきっかけにと、コーヒースタンドを始め、クラウドファンディングにも挑戦。イベント出店できる備品を揃えました。いろんなところで、いろんな人と出会えたらいいな。
FLAT COFFEE 岩本真歩さん

◆地域に根差した商店
地域に根差した商店は、馴染み客にとって、店主との会話を楽しんだり、ちょっとした悩みを相談できたりする居心地のよい空間になっています。

◆ワクワク夏まつり
同じ地域に住む人たちが、準備も含めて一緒になってワクワク盛り上がれる夏まつり。地域を離れた人が楽しみに帰ってこられる機会でもあり、ふるさとを感じ、一体感を持てる貴重な場となっています。

◇メタバース(仮想空間)
インターネット上に交流の場を作り出そうと検討を始める地域も現れています。

◆子どもの育ちを見守る「こども食堂」
「なばりこども食堂」には、地域の皆さんや学生、ボランティアなど、さまざまな人が関わっていて「子どもを地域のみんなで育てる」つながりを生んでいます。
一方で、長期間休みがちだったり、家から出にくい子どももいます。そこで、食料や文具などの雑貨を各家庭に配達しつつ、家族以外と話をするきっかけを作り、信頼関係を築いていこうという取組も始まっています。

「ちょっとしんどい」をちょっとだけ「楽」に。笑顔が絶えない「なばりこども食堂」に、子どもも親も、子どもたちを一緒に見守ってくれる人も、ぜひ気軽に顔を出してみてください。
なばりこども食堂 水口 薫さん

◆緑あふれるマルシェ
「子育て世代に、緑あふれる名張を満喫してほしい」と、地元の工務店やカフェ、デザイナー仲間が青蓮寺湖畔でマルシェを始めて9年。雑貨や野菜、菓子などの販売、ライブステージなどに、市内外から多くの人が訪れ、生産者や出店者などとの幅広い出会いが広がっています。

◆障害者アートで多彩な感性が輝く
本格的な創作活動ができる障害者アートの拠点「アトリエ彩(サイ)」。アトリエには、ギャラリーや作品を展示するカフェを併設し、多彩な感性が輝く作品を楽しめます。
また、施設内には利用者のデザインを使用した自動販売機があり、購入代金の一部が画材などに還元される仕組みとなっています。

◆教えてください!
皆さんが知ってる素敵な「居場所」
市では、広く皆さんに紹介できる「自分らしくなれる居場所」や「居心地のよい場所」を探しています。HPの投稿フォームやまちの保健室などに情報提供をお願いします。

名張育成園アトリエ彩
小西 緩奈(かんな)さん
施設利用者の作品を社会とつなぎながら、その人らしく輝ける場所となることを目指しています。枠にはまらない個性ある作風にいつも驚かされますよ。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU