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緊急企画 台風7号の影響で長時間に及ぶ停電が発生 どうする?停電対策

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三重県名張市

強い勢力で西日本を縦断した台風7号。紀伊半島に上陸した8月15日未明から市内の広範囲で長時間にわたる停電が発生し、市民生活に多大な影響を及ぼしました。復旧まで2~3日かかった地域もあり、16日には、停電時の熱中症予防対策スペースとして、小学校校舎や市民センターを開放するなどしました。
今号では、停電に備えて知っておきたいポイントをまとめました。

■冷蔵庫の活用方法
電源が切れた冷蔵庫は、クーラーボックスの代わりにもなります。一般的に2~3時間は保冷されると言われていますが、開け閉めを最小限にすることが大切です。さらに、冷凍庫に入っていたものを冷蔵庫に移すと、冷たさが長持ち。冷気は上から下に流れるので、庫内の上の方に置くとよいでしょう。

■情報収集はラジオや広報車で
停電時の情報収集に備えておきたいのが、やっぱりラジオ。電池もお忘れなく!市内の緊急情報は、ads.FM(83.5MHz)でお伝えします。また、避難所開設時などは、広報車も地域を回ります。

■スマホのバッテリー対策
スマホも、情報収集や連絡に必要なまさに命綱。モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。省エネ設定など、バッテリーの温存方法も確認しておきましょう。ただし、基地局が停電で機能しなくなり、通信できないこともあるので、ラジオの準備を怠りなく!

■ローソクは危険
東日本大震災で相次いだローソク火災。なるべく懐中電灯の活用を。水を入れたペットボトルを懐中電灯の上に乗せればより明るくなります!(細い懐中電灯はコップに入れ自立させる)。

■避難時の注意点
避難中に停電が復旧すると、漏電や火災につながる恐れがあります。ブレーカーのスイッチは全て「切」の状態で避難を。また、避難時は、街頭や信号機が消えていることも。車の運転は十分に注意して、徒歩の場合は目立ちやすいよう反射材を身につけておくとよいでしょう。

■停電による影響を考えておく
水をポンプでくみ上げているマンションなどは、停電で断水が予測されます。また、熱中症予防のため、保冷剤を多めに冷凍したり、ペットボトルを凍らせておくなどの対策を。

問合せ:危機管理室
【電話】63-7271

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