お子さんと一緒に、P16「なばりのあれこれ知ってQ」からお読みいただくと、より一層お楽しみいただけます。
■色々なお雑煮が集まる名張
名張で昔から食べられてきたお雑煮は、「今年1年何ごともなく、丸く収まるように」という願いを込めて、丸い形の材料を使います。形が丸くなるように細い大根と小さい里芋を使い、豆腐も角ができないようスプーンなどで丸くする家庭もあるそう。お餅は丸めて手のひらで押した「おしもち」を焼いてから入れ、味付けは味噌仕立てが多いようです。
雑煮は室町時代から食べられている伝統的な料理ですが、そのカタチは全国で様々。名張は移住してきた人も多いので、様々な地域のお雑煮が作られています。魚や海老などの海産物を具材にしたり、角餅を入れたり、すまし仕立てだったり。あん餅を入れて作るところも!
各家庭でカタチの違うお雑煮。「あなたの家はどんなお雑煮?」周りの人に聞いてみたら、驚きの答えが返ってくるかも!?
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