名張市消防本部と伊賀市消防本部は、4月1日に「伊賀地域消防指令センター」を開設しました。消防通信指令業務の共同運用を行い、名張市内と伊賀市内からの119番をすべて、同センターで受け付けています。素早く場所を特定して、両市それぞれ管轄の消防隊や救急隊が早く現場に到着できるよう車両を出動させます。
(1)「早く、確実に」場所を特定!
119番通報をしている場所を瞬時に特定する「位置情報システム」。消防車や救急車が出動するまでの時間を短縮します。
(2)災害地点に近い車両が出動!
消防車や救急車が移動中であっても常にその位置情報が把握できる「車両動態システム」により、災害地点に最も近い車両(両市それぞれ管轄の消防隊や救急隊が出動)を選んで出動させます。
(3)火災や救急現場の映像が受け取れる!
119番通報者の協力を得て、スマートフォンで撮影した映像を消防指令センターへ提供していただくことができる「映像通報システム」。
現場の状況を映像で確認できるので通報者への的確な応急手当の指導などができます。
(4)各消防署所に「駆け込み通報装置」の設置!
各署所の玄関付近に消防指令センターに直通する非常用電話機を設置。消防車や救急車が必要な時、この電話の受話器をあげればすぐに消防指令センターにつながります。また、非常用電話機の下には持ち運びが可能なAEDを設置しています。
問合せ:伊賀地域消防指令センター
【電話】22-8388
<この記事についてアンケートにご協力ください。>