なばり市議会だよりNo.113(3)

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◆3日目(3/8)動画3：11：08
清風クラブ　常俊朋子議員
Q　平和教育の推進について
ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ・イスラエル戦争が日常的に報道されている。語るだけの平和活動ではすまない社会背景の中、教育的観点からどのように平和教育に取り組むかを問う。
A　主体性・実践力を育てる
戦争の悲惨さや命の尊さを学び、他者を思いやる気持ちを高め、自ら考え行動する主体性・実践力を育てることが課題となる。子ども達が共に学び、考えを深める機会を設け、12月の「ふれ愛コンサート」において、その考えや思いを市民に発信できるよう活動を展開する予定である。

◆当初予算(3/13)動画38：24
喜働　川合滋議員
Q　名張をフルーツ王国に
本市では兼業農家が大半であり、本業の収入で機械を購入しているのが現状である。農業所得の向上及び中山間部の耕作放棄地対策として栗、柿、梨、柚子、キウイフルーツ、梅など果樹を植えフルーツ王国を目指してはどうか。
A　柿や栗の収益化を研究
市内では小規模の販売農家が7割を占めているが、稲作だけで収益を上げるのは難しい。JAと協力しながら付加価値の高い有機野菜、山椒などの生産を促す取組を進めている。柿や栗は手間がかからず一定の収益につながると考えており、今後も研究を続ける。

■3月定例議会議決結果　議案の一部を掲載
◇令和6年度一般会計当初予算
一般会計の当初予算額は294億6,600万円で、前年度当初予算額との比較では、2億2,400万円、0.8%の増となっており、過去最大の予算規模となっています。その要因としては、児童手当の給付拡大や物価高騰による施設維持管理費の増加などが挙げられています。

◇令和5年度一般会計補正予算(第9号)
補正予算では、一般会計で7,106万4千円を増額し、予算総額は前年度比1.7%減の327億8,665万円となりました。主な内容は、国の補正予算などの財源を活用した農業用施設の耐震化および改修、道路・交通安全施設などの整備、小中学校のトイレ改修および中学校大規模改良事業などであり、各議員の質疑を経て、全会一致で可決となりました。

◇木平秀喜議員に対する議員辞職勧告決議
市の固定資産評価に関する木平議員の窓口での言動やその他一連の行為に対し、抗議と厳正な対処などを求める要望書が市長より議会に提出され、事実確認の上、議長より行った厳重注意の通知文書についても受取を拒否したことなどから、名張市議会議員政治倫理要綱第2条「自らの行動を厳しく律し、議会の品位と名誉を損なうおそれのある行為をしないこと」や「市職員の公正な職務遂行を保障し、地位を利用した不正な行為をしないこと」などに違反するとして、3月29日、木平秀喜議員への議員辞職勧告決議が提出され、賛成多数で可決となりました。

◇細矢一宏議長に対する議長不信任動議
3月26日、議会運営が中立性を欠いており、適正な審議ができないとして、細矢一宏議長の不信任動議が提出され、採決の結果、賛成少数で否決となりました。

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