文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちを愛し、まちを元気に ナバリスト10

26/28

三重県名張市

高山太一さん(たかやま・たいち)さん 蔵持獅子神楽保存会
三児の父。自営業(建築)。獅子神楽保存会や消防団、市民センター祭のボランティアなど地域密着で活動。そこでの縁がきっかけで、八幡・短野・蔵持の3地域の「獅子神楽フェス」や「ばりばりなばりフェス」の企画運営に携わる。

■面白い活動をしていると、周りが面白い人でいっぱいに
平成3年に蔵持獅子神楽保存会が発足し、「子ども天狗」がスタート。私はその1期生なんです。思い返せば、地域の皆さんに声をかけてもらいながら育ってきたんだなと感じます。そして、長女も、昨年秋から「子ども天狗」に。なんと女の子初!娘が楽しむ姿を見ていると、多世代が集える場って貴重だと思えますし、何より地域の皆さんが喜ぶ顔が見たいので、獅子舞を続けていきたいですね。
市民センター祭の企画を任されて頭に浮かんだのが、市内の獅子舞が集った「なばり獅子フェス」。消防団などでつながりのあった2団体に声をかけると、「喜んで!」と二つ返事。おかげで、普段秋祭りに足を運ばない人たちにも、「獅子舞ってすごい」って思ってもらえましたし、自分たちもワクワクできました。
獅子舞に、消防団、市民センター祭…。いずれも「自分から」ではなく、人に誘われて活動を始めたんですよね。頼りにされると嬉しいし、「面白そうなことはやってみたい」って。自分が面白いと思える活動を続けているうちに、なんだか周りに面白い人が増えてきた。12月に開催した「ばりばりなばりフェス」もその一つ。みんなと関わっているうちに、地域愛があふれてきた気がします。
いま、地域づくりの活動は60〜70代が中心ですが、若い人が加わるともっと面白くなりそう。今度は「誘う側」として、地域の人たちをつなぐ役割を担っていきたいですね。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU