■知られざる乱歩の魅力を解き明かす
▽江戸川乱歩生誕130年記念イベント「サブカルチャーと江戸川乱歩」(11/30)
11月30日、早稲田大学教授の小松史生子(しょうこ)さん、推理作家協会会員の秋永正人さんによる講演などが開催され、約80人が参加しました。講演では、「乱歩の人気作、怪人二十面相に登場する明智小五郎と怪人二十面相は同一人物ではないか」といった話や、江戸川乱歩自身は「自分に関するあらゆる資料を集める、自分好きな一面がある」「執筆がスランプになると逃げ回り、全国を放浪していた」といった、乱歩の人柄を知ることができるおもしろい話も。
熱心に聞いていた参加者は「小さな頃から乱歩の作品が好きだったけど、今回の講演で知らない一面を知ることができた。新しい発見もあり、とてもおもしろかった!」と話してくれました。
■平和への思いを発信
▽人権週間記念行事「ふれ愛コンサート」(12/8)
中学生による平和メッセージが12月8日、「ふれ愛コンサート」で発表されました。
これは、今年度から始まった「なばりピースメッセンジャー」の取組の一環。市内の中学校から代表2人ずつが集まり、5月以降、戦争体験者やその伝承者からの講演、平和を目指して活動している人たちとの懇談など計5回の学習会を通して、戦争の悲惨さや平和の大切さについて考えてきました。
その集大成として、中学生たちが感じたことをメッセージに。皆さんも、ぜひ中学生の思いに触れてみてください。
◇中学生の平和メッセージ
私たちは、未来を担う世代です。戦争のない、誰もが安心して暮らせる世界を創りたいと心から願っています。そのためには、私たちは、戦争を知り、その悲惨さを感じ、その思いを伝え、平和の尊さを多くの人とともに考えていく必要があります。同時に、お互いを尊重し、多様性を認め合い、対話によって問題を解決していくことが重要です。一人ひとりが平和の大切さを意識し、行動することで、より良い未来を築くことができるはずです。一緒に平和な世界を目指しましょう。
■名張の魅力は隠されへんよね
▽BALI BALI NABARI fes(12/15)
「名張が大好きなら隠(かく)れてなんかいられない」を合言葉に、12月15日、市役所市民広場で開催された「BALI BALI NABARI fes(ばりばりなばりフェス)」。
名張愛にあふれたメンバーが集まる「ばりフェス実行委員会」の呼び掛けに、キッチンカーなどの飲食や雑貨、特産品の販売、ワークショップのほか、同時開催の地場産野菜などを扱う「なばりナチュラルマルシェ」も含め、なんと38店舗が大集合!
約2,000人の来場者は、名張の魅力を味わい、楽しみ、共有しました。また、会場ボランティア「ばり友」には28人が参加。「名張を盛り上げる一員として関われてよかった」といった声も聞かれました。
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