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まちを愛し、まちを元気に ナバリスト11

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三重県名張市

津田志穂(つだ・しほ)さん ナバリスタホッケークラブコーチ
「ホッケーの町」島根県奥出雲町出身。小学4年生からホッケーを始め、大学卒業後には日本代表としてロンドン五輪やワールドカップなどで活躍。現在は市職員として働きながら、平日の夜や休日にナバリスタホッケークラブで小中学生にホッケーを教えている。

■名張のホッケーを盛り上げて、地域の人に恩返ししたい
「姉がやっていたから」という単純な理由で始めたホッケーでしたが、ボールを打てた快感に、いつしかのめりこんでいました。大変さよりも面白さが勝って、気づけば常にホッケーのことを考えている人生でしたね。
夢がかなって出場したロンドン五輪では、観客の多さに驚きました。歓声で選手同士の声が聞こえないくらい満員。日本では味わえない会場の雰囲気に、とても楽しくて気持ちが高まりましたね。ホッケーが人気なヨーロッパと違って、日本ではまだまだマイナースポーツ。ホッケーの面白さをたくさんの人に広めていきたいと強く思いました。
三重県ホッケー協会から声がかかり、監督兼選手として三重クラブに所属し名張へ。人の温かさに触れて、名張が大好きになりました。「頑張ってるな!」と声をかけてくれたり、練習を見に来てくれたりと、地域の人の応援に、いつも支えられました。
現在は、名張でホッケーの輪を広げたいという思いで、子どもたちにホッケーを教えています。名張でホッケーが活発になることが、支えてくれた地域の人への恩返しになると思うんです。「ホッケーのまちなばり」として、もっと盛り上げていきたいですね。
今教えている子どもたちが、大学までホッケーを続けて、名張に戻ってきてくれることが密かな夢。大きくなった教え子とホッケーをプレーできたら最高ですよね。

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