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きらり四日市人 Vol.142

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三重県四日市市

■世界最高峰の美容大会で6位入賞「ラ・モード・シム」美容師
森本五月さん
窪西早紀さん
中村麻美さん

昨年10月、約50カ国が参加しパリで開催された「世界理美容技術選手権大会」に、日本代表としてチームで出場した森本さん、窪西さん、中村さん。ヨーロッパ王侯貴族の社交界を思わせる髪型を表現する部門に、日本人として初挑戦し6位を獲得しました。権威ある大会で受賞した3人に、困難や喜び、これからの抱負などをお聞きしました。

▽華やかな社交界を思わせる髪型に初挑戦
中村さん:私たちが出場したのは、日本人には難しいとされてきた「プレステージ」部門です。洋装アップで、社交界の晩餐会などで披露する髪型をデザインするものです。欧米とは歴史や文化が違うので表現が難しく、長く敬遠されてきたのですが、国際化の時代、新たな発想を取り入れ、美容界に風穴を開けようと思い挑戦しました。技術披露したのは、舞踏会の世界を連想させる妖艶な「ガラ」と、華やかで愛らしい「ウエディング」の2つのデザインで、3人による6作品の合計得点で6位入賞が決まりました。

▽斬新なデザインが評価された
森本さん:特に「ガラ」のデザインは、中世フランス・マリーアントワネット時代にドレスアップした際の髪型をイメージしたものです。女性の美しさを最大限に引き出すため、クラシックを基調にしながらも現代風にアレンジし、3人で考案しました。大会ではヨーロッパの作品とは異なるその斬新さが評価されたようです。

▽厳しいトレーニングを経て得た力
窪西さん:半年前から本格的にトレーニングを始めました。就業前後の練習、休日も返上して、繰り返し技術を磨きました。くじけそうなこともあったのですが、3人で励まし合い、それぞれが持てる力を発揮できたからこそ、得られた結果だと思います。

▽磨いた技術を還元していきたい
中村さん:さまざまなサポートがあり、多くのお客様にも応援してもらったことに感謝しています。磨いた技術を多くの人に還元していきたいです。
森本さん:受賞はうれしかったけれど、もっと上を目指したい気持ちが残りました。また挑戦したいと思います。
窪西さん:海外のレベルを知り、さらに技術を高めたい気持ちになりました。

1月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)

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