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北勢バイパスがつなぐ新しい日常

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三重県四日市市

写真提供:国土交通省北勢国道事務所
本市を中心とする北勢地域の新たな交通インフラとして、国道1号北勢バイパス(市道日永八郷線~国道477号バイパス間)が令和6年度内に開通します。
バイパス開通が、私たちの暮らしにもたらすさまざまな変化をご紹介します。
※建設が進む北勢バイパス(曽井町から川越方面を望む。写真右奥には四日市ハイテク工業団地。令和6年11月撮影)

※地図など詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

■国道1号北勢バイパスの概要
北勢バイパスは、三重郡川越町南福崎(国道23号)から四日市市釆女町(国道1号)に至る延長21.0kmの幹線道路です。
現在、みえ川越ICから市道日永八郷線までの8.5kmが開通済みで、令和6年度内に市道日永八郷線から国道477号バイパスまでが開通します。国道477号バイパスから采女町までは、現在調査設計が進められています。
将来的に鈴鹿四日市道路に接続し、その先の中勢バイパスとつながることで、北勢・中勢地域の主要幹線道路が強化されます。

■北勢バイパス建設の狙い
▽1.交通渋滞の緩和(図1)
四日市市内の主要道路である国道1号・23号からの交通が分散されることで交通渋滞が大幅に緩和されます。これにより、通勤や通学の時間が短縮され、日々の生活がよりスムーズになります。

図1:国道1号・23号主要渋滞区間の渋滞損失時間(※1)変化

国土交通省北勢国道事務所提供資料一部加工
※1…渋滞がない場合の所要時間と実際の所要時間の差を数量的に表す指標
※2…渋滞損失時間データ
※3…交通量推計を基に算定

▽2.産業・物流活動を支援
物流の効率が向上することで企業の生産性が高まることや、産業間連携が促進されることなど、地域経済の活性化が期待されます。

▽3.災害に強い道路機能の確保(図2)
高速道路や国道1号・23号などに限られた第1次緊急輸送道路が拡充されるとともに、防災拠点間の連絡経路が確保され、津波浸水域を迂回した救援ルートを形成します。
※図2は、本紙またはPDF版をご覧ください。

●令和6年度現場見学会の参加者から
「北勢バイパスが開通することで、国道1号・23号の渋滞緩和に期待しています。」
「災害に備えて、幹線道路が複数できることはとても大切だと思う。」

●消防・救急活動がより迅速に
四日市市消防本部 消防救急課
北勢バイパスが新たに開通することで、交通渋滞の緩和につながり、災害現場や医療機関へ向かうルートの選択肢が増え、災害現場までの到着時間や救急現場から医療機関到着までの時間短縮が期待されます。

■北勢バイパス開通記念プレイベント北勢バイパス(市道日永八郷線~国道477号バイパス間)の開通を記念し、年度内に開通記念プレイベントを予定しています。詳しくは広報よっかいち2月上旬号などで随時お知らせします。

北勢バイパスの開通予定情報は、国土交通省北勢国道事務所開通特設サイトで随時更新しています。

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【電話】354-8214【FAX】354-8404

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