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四日市市 新市誕生20周年(1)

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三重県四日市市

平成17年2月7日に四日市市と楠町が合併してから、今年で20周年を迎えます。
これを記念し、本市の今日までの歩みを振り返りながら、まちの「今」、そして未来への期待を紡ぐ特集をお届けします。

■四日市 HISTORY 市誕生から併合・合併の歴史
四日市は明治22年に町制を施行したのが始まりで、浜田村、浜一色村、赤堀村の一部を編入しました。その後、明治30年に市制を施行し、昭和5年から昭和32年にかけて、周辺の町村と併合、さらに、平成17年2月7日に楠町と合併し、現在の市域となりました。これらの合併の過程で、各地域のさまざまな文化や伝統が溶け込み、現在の四日市市を形作る豊かなまちの基盤となっています。

1869年(明治2年)…四日市・浜田ほか4カ村、浜一色ほか5カ村に戸長を置く
1882年(明治15年)…四日市が1区域となり(戸長1人)、浜田村・浜一色村独立
1888年(明治21年)…四日市26カ町戸長役場を新築
1889年(明治22年)…町制施行:[四日市](比丘尼町ほか25カ町)、浜田村、浜一色村、赤堀村の一部を編入(当時人口15,483人)
1897年(明治30年)…市制施行:全国で45番目の市発足(当時人口25,326人)
1930年(昭和5年)…[海蔵・塩浜]の両村と合併
1941年(昭和16年)…[富田・富洲原]の両町、[羽津・常磐・日永]の3カ村と合併
1943年(昭和18年)…[四郷・内部]の両村と合併
1954年(昭和29年)…[小山田・川島・神前・桜・三重・県・八郷・下野・大矢知・河原田]の10カ村と合併
1957年(昭和32年)…[水沢・保々]両村および三鈴村の一部と合併
2005年(平成17年)…[楠町]と合併 新四日市市誕生

■四日市市と楠町の合併の経緯
四日市市と楠町は、市・町の行政関係者、議会、住民の代表や学識経験者などで構成する合併協議会を設置し、それぞれの特性を生かし、お互いの立場を尊重しながら、調和のとれた新しいまちづくりを目指しました。その結果、平成17年2月7日に、両市町が合併し、30万人都市として歩み始めました。

平成15年7月4日…四日市市・楠町任意合併協議会設立
平成15年10月1日…四日市市・楠町合併協議会(法定協議会)発足
平成15年10月~平成16年3月…合併協定項目・新市建設計画の協議・策定
平成16年4~5月…住民説明会開催 四日市市と楠町で各3回、計6回開催
平成16年7月16日…合併協定調印式挙行
平成16年8月11日…四日市市・楠町両議会で合併関連議案が議決
平成16年10月21日…三重県知事による廃置分合(合併)の決定
平成16年11月18日…総務大臣が四日市市と楠町の廃置分合(合併)について告示
平成17年1月30日…楠町で閉町式挙行
平成17年2月7日…新「四日市市」スタート 楠総合支所開所
平成17年2月13日…合併記念式典開催(文化会館)

■合併の成果
▽新しい都市基盤の整備を
合併特例債(地方債)を活用し、さまざまなまちづくり事業を実施しました。これらの事業により、住みやすい環境を整備し、地域の発展とともに一体的なまちづくりを実施することができました。
事業実施例:
・楠体育館の改修
・中消防署中央分署整備
・四日市公害と環境未来館の整備

▽推進保健所政令市へ
合併により、当時の中核市の指定要件である人口30万人を超え、平成20年に本市は、保健所の設置運営を行う保健所政令市となりました。コロナ禍では四日市市保健所を中心に、市民の命と暮らしを守るため、さまざまな感染症対策に取り組みました。
取り組み例:
・新型コロナウイルス感染症陽性者に、医療機関から直接パルスオキシメーターを貸し出し
・陽性者への感染状況や症状などの速やかな聞き取り
・市から飲料などを陽性者に配布

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