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人権のひろば~人権・同和教育シリーズ~

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三重県四日市市

-毎月22日は「人権を確かめ合う日」です-

■自分らしさを大切に
幼児期のお子さんのお父さんから「“いやいや”ばかり言って反抗期かな?」との話を聞きました。大人から見ると反抗期でも、子どもにとっては自立の時期と言えます。例えば、「ズボン、履こうか」と聞いても「いや!」と走り回ることはありませんか。そんな時、「どっちのズボンを履く?」と聞くと、すんなり履こうとすることがあります。子ども自身が決めたことを大人が尊重したからです。「このズボンが履きたかったんだね」と言葉で認めることで自己肯定感も育まれます。
私たち大人は大切な子どもだからこそ、その様子が気になったり心配になったりします。簡単ではありませんが、子どもの思いを考えていくことで、捉え方が変わってくることがあります。
例えば、さまざまなことが気になって落ち着かないと感じる姿は、いろいろなことに興味関心を持っている、好奇心旺盛と捉えることで見方は変わります。大人が子どもの自分らしさを肯定し、自己決定できるよう見守り、認めることで、子どもは自分に自信が持てるようになります。
また、大人にとっても自分自身の見方を変えて、自分らしさを大切にすることは大事なことです。大人が自分自身を大切にすることは、周りの人を大切にすることにもつながるのではないでしょうか。その様子を子どもが感じたり、理解したりすることで、子どもにも自分らしさを大切にすることや自分が大切な存在であることが伝わると思います。
子どもの思いや自分の思いを捉えて、それぞれの自分らしさを大切にしていきましょう。

問い合わせ先:こども発達支援課
【電話】354-8064【FAX】354-8102

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