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ここがすごい!四日市市の教育!(2)

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三重県四日市市

■四日市市GIGAスクール構想
本市では、GIGAスクール構想を通して、学びのスタイルを変えていきます。GIGAスクール構想とは、文部科学省の構想で、子ども1人1台のタブレット端末と高速大容量通信ネットワークを整備し、これまでの学校教育と組み合わせて、誰一人取り残すことなく、その能力を最大限に引き出そうとするものです。

●オンラインを活用した学校や家庭・地域とのつながり(イメージ)

●ICTを活用して学びのスタイルを変える
▽1.タブレット端末を学びの文房具に
調べる、まとめる、発表する、文書を受け取る・提出するなど、文房具の一つとして使いこなしながら学習し、学びを深めます。

▽2.ICTと紙のハイブリッドで、わかりやすい授業を
教科書やノート、プリントに加えて、プロジェクターや各端末を活用して、写真や動画、意見を交わすことで、より効果的でわかりやすい授業を進めます。

▽3.学校と家庭との連続的な学びで学習習慣を定着
タブレット端末を教科書などと同様に家庭へ持ち帰り、予習・復習に活用するとともに、AIドリルを活用して、一人ひとりに応じた家庭学習を進め、学習習慣の定着を図ります。

■四日市市の公立学校における働き方改革
学校の働き方改革の目的は、教職員の健康を守りつつ、教育活動のさらなる充実を図ることにあります。すべての教職員が、質の高い教育を提供するためには、多忙な学校業務を見直し、授業改善や、自己研さんなどに充てる時間を確保することが必要です。効果的な教育活動のために、教職員が学び続けることのできる環境を整備し、子どもと先生の笑顔あふれる学校づくりを目指します。

●先生達の現状は…
▽あなたは自身の業務にやりがいを感じていますか?

89%感じている

▽平均学校滞在時間

11時間
勤務時間(休憩時間を含む)より2時間30分超過

▽時間外勤務の上限年間360時間を超えている者
小学校:50%
中学校:65%

▽「力を入れたい」「もっと時間をかけたい」と思っている業務
1位 授業準備
2位 児童生徒への生活指導

『令和4年度教職員の働き方改革に関するアンケート結果』より

●先生達が笑顔で元気に働くために…
▽取り組み1…仕事の積極的な効率化
・給食費公会計化や文書の押印廃止などの業務の効率化
・小学校高学年一部教科担任制の実施や学校行事の見直し
・部活動の数や活動内容の精選など

▽取り組み2…学校業務のデジタル化
・会議や研修のオンライン化
・教材や学校日誌のデジタル化
・アプリを用いた学校からの情報配信や、保護者からの欠席連絡の受信など

▽取り組み3…外部人材や専門スタッフなどの活用
・部活動指導員や学校業務アシスタントなど外部人材の配置
・スクールロイヤーやスクールカウンセラーなど、「チーム学校」としての児童生徒や家庭への支援体制
・登下校の見守りなどの、地域との連携など

▽取り組み4…時間を意識した働き方の徹底
・活動時間の上限と休養日の設定による部活動の適切な運営
・定時退校日の設定などの、勤務時間管理の徹底
・学校や教員が担う業務の明確化と適正化など

■よりよい教育環境を
学校教育課 坂口早苗

紹介した取り組みだけでなく、各校や教職員個人での業務削減の工夫により、時間外勤務は少しずつ減少しています。しかし、睡眠や休養時間を十分取ることができていない長時間勤務の教職員はまだ多くいます。この状況を改善し、子どもの前に立つ先生たちが毎日笑顔で、夢と志をもって働くことができるよう、そして、子どもたちの良い手本となれるよう、今後も取り組みを推進していきます。

この特集についてのお問い合わせ・ご意見は:教育総務課
【電話】354-8237【FAX】354-8308

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