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11月は「秋のこどもまんなか月間」四日市で笑顔いっぱい子育てライフ!(1)

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三重県四日市市

令和5年4月1日にこども基本法が施行され、こども家庭庁が発足しました。
こども基本法では、すべてのこどもや若者が将来にわたって幸せな生活ができる社会「こどもまんなか社会」の実現を目的としています。
こども家庭庁は、社会全体でこどもや子育て中の人を支える機運を高めていくために5月と11月を「こどもまんなか月間」と定めています。
秋のこどもまんなか月間にあたる今月は、本市のこども・子育ての取り組みを紹介します。

■「こどもまんなか社会」の実現に向けて大切な考え方
▽こども基本法の6つの基本理念
1 すべてのこどもが大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
2 すべてのこどもが大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
3 年齢や発達の程度に合わせて、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
4 こどもの意見が年齢や成長の程度に合わせて大事にされ、こどもの今とこれからにとって最も良いことが優先して考えられること。
5 子育てをしている家庭のサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同じような環境が用意されること。
6 家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。

こども基本法に沿って、こどもとその家族が暮らしやすい環境づくりを進めていきます

■本市はこどもまんなか応援サポーターを宣言しています
●こどもまんなか応援サポーターとは?
こどもの意見を聴き、尊重し、こどもにとって良いことは何かを考え、実際に行動する個人や団体・企業、自治体のことです。
本市は、令和5年7月7日に「こどもまんなか応援サポーター」を宣言しました。
こどもの意見を聴くために、中高生を対象としたワークショップを開催しました。

▽本市の好きなところは?
・スポーツ施設が充実している
・お祭りやイベントが多い
・自然が多い

▽ここがイマイチ
・交通が不便
・治安が悪い
・ポイ捨てが多い

▽市にやってほしいこと
・放課後に、勉強できる場所がほしい
・屋内で遊べる施設がほしい
・こども同士が交流できるまちにしてほしい
・特産品が増えてほしい

■大人が気を付けることは?
こどもの意見や選択・決定を尊重し、自己実現を後押しするために、まずはこどもの声を聴きましょう。
大人でも自分の考えをうまく伝えるのは難しいです。こどもは自分の気持ちや思いをうまくまとめられなかったり、言い出す勇気が必要だったり、不安やプレッシャーを感じる場合があり、聴く側の工夫や配慮が大切です。

●次のことに気を付けてみましょう
▽ポイントは「傾聴力」
・「あなたの話、聞いてますよ」を全力で伝える
・アイコンタクトやあいづち、体や顔の向き・表情は大切

▽聴くときに意識したいこと
・興味を持って聴き、受けとめる
・話してくれたことに対しての感謝を態度・言葉で示す
・無意識の思い込み・偏見や社会的通念にとらわれない
・自分(大人)の価値観を押し付けない・誘導しない
・意見を言わないことも認めて、忍耐力を持つ

▽悪い例
・ながら聴き、無感動、割込み、否定、尋問、いきなりアドバイスをするなど。差別的な言動は特に注意しましょう

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