■ふたご座流星群の観測に挑戦!
毎年12月14日ごろには、ふたご座流星群が見られます。今年は一晩中月明かりがなく空が暗いため、観測条件は最良です。
中でも流星の観測に適しているのは、明け方ごろとされています。明け方の空では、宇宙空間に漂う塵ちりが地球にぶつかりやすくなり、たくさんの流星が見られるためです。
これは雨の中を車で走る様子をイメージしてみると分かりやすくなります。車のフロントガラスには雨が当たりますが、後ろ側にはあまり当たりません。車の動きを地球が太陽の周りを回る公転運動だとすると、このフロントガラスがいわば明け方の空、後ろ側が夕方の空です。
冬の明け方は寒く、起きるのも大変ですが、たくさんの流れ星を見てみたい人には、明け方の観測がおすすめです。もちろん、夜布団に入る前にも明るい流星を見るチャンスはあります。なお、博物館では14日の19:00~21:00に伊坂ダムサイクルパークで観望会を開催します。天文ボランティアが当日の星空の解説をしますので、冬の星空も一緒にお楽しみいただけます。お気軽にご参加ください。
問合せ:博物館・プラネタリウム
【電話】355-2700【FAX】355-2704
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