地域の安全を守るため、市内各地区で自主防犯団体が活動していることをご存じですか。
自分たちのまちは自分たちで守るという自主防犯の意識が、犯罪の抑止につながります。
■四日市市地域防犯協議会
自主防犯団体によって設立され、警察、市と連携を図りながら、安全・安心なまちづくりへの取り組みを進めています。
▽こんな活動をしています
・隔月1回の会議を開催し、各団体の活動状況の報告を行っているほか、警察からの情報提供を受けるなど、団体間の情報共有を図っています。
・講演会の実施、各種イベントでの防犯に関する啓発など、住民主体の自主防犯活動の普及啓発に取り組んでいます。
※四日市市地域防犯協議会シンボルマークの詳細は、本紙またはPDF版9ページをご覧ください。
▽知っていますか?「青パト」
市内を走る「青パト」を見たことのある人も多いのではないでしょうか。
着脱式青色回転灯を使用したパトロール(通称:青パト)は本市が発祥です!
■安全・安心なまちの実現へ
警察、行政、自主防犯団体が情報を共有することで犯罪の件数を減らそうというのが協議会の活動目的で、現在、市内の45の自主防犯団体が協議会に参加しています。各自主防犯団体は、青パトや徒歩での地域パトロールをしていて、子どもの見守りにも力を入れています。
近年は隣近所との付き合いが少なくなっていることに加え、共働き家庭の増加などにより住民の在宅時間が減っています。また、高齢化で在宅しているのが高齢者だけという家庭が増えており、だからこそ、防犯意識を高めることが大切です。今後はさらにさまざまな場所に出向いて、多くの市民に防犯意識の必要性をアピールしていきたいです。
四日市市地域防犯協議会 会長 伊藤昭(あきら)さん
●犯罪の被害に遭わないために。まずは個人の防犯意識から!
▽侵入窃盗対策
・窓や玄関の戸締まりを確実にする
・鍵を二重ロックにする
・窓に防犯フィルムを貼る
・就寝時に窓を開けっ放しにしない
▽車上狙い・乗り物盗対策
・短時間の駐車でも必ずドアロックをする
・貴重品を外から見えるところに置かない
・市販の防犯グッズを活用する
・自転車、オートバイはツーロックにする
▽特殊詐欺対策
・「最近、変な電話が掛かってきていませんか?」などと「特殊詐欺」を話題にして近所の人と情報交換をする
・留守番電話にしておき、相手が確認できてから電話に出る
・家族や親族の間で、連絡先を確認しておく
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