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きらり四日市人 Vol.132

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三重県四日市市

■ハーモニ会 六代結愛(ろくだいゆあ)さん
ハーモニカ愛好会「ハーモニ会」で活動する山手中学校2年生の六代結愛さんは、昨年11月に開かれた「第13回複音ハーモニカコンクール」ジュニアの部で第1位に輝きました。演奏する楽しさや奥深い音色など、ハーモニカの魅力についてお聞きしました。

▽祖父に誘われて始めたハーモニカ
複音ハーモニカは、わずかに調律をずらした上下二層の吹き口を同時に吹いて音を出すのが特徴です。ビブラートのかかった豊かな響きを奏でることができます。
5歳の時に祖父に誘われ、「ハーモニ会」の「親子・孫教室」に参加したのがきっかけでハーモニカを始めました。それ以来、月に一度の練習に通っています。小学生の頃は祖父と共に練習し、上達を喜び合ってきました。

▽情景を思い浮かべながら演奏した「海」
コンクールに応募したのは、思い出作りの一つになればと、気軽な気持ちからでした。選んだ曲は唱歌の「海」。音源を予選に提出すると、思いもよらず本選出場が決まりうれしかったです。
「松原遠く、消ゆるところ…」などと、楽譜に歌詞を書き込む工夫をし、歌詞にある昼と夜の海の情景を思い浮かべながら表現力を磨き、本番に挑みました。メロディーと伴奏を同時に奏でる「分散和音」にも挑戦しました。足が震えるくらい緊張しましたが、達成感はありました。

▽豊かな音色を出せる楽しさ
難しい曲を吹いて、いろいろな奏法ができるようになることがハーモニカの楽しさです。「きれいな音色を出すね」と言われることがあり、美しい曲調だと気持ちよく吹けます。複数のハーモニカを同時に使い分け、豊かな音色を出せるところも魅力です。

▽難しいハーモニカに挑戦し演奏の幅を広げたい
昨年の夏に、「ハーモニカ振興会」の認定講師の資格を取得しました。今は、レバーを操作して半音階の音を出す「クロマチックハーモニカ」にも挑戦しています。難しいのですが広い音域を出せるので、表現の幅が広がります。これを使って、ディズニーやジブリなど、自分の好きな曲を吹いてみたいと思っています。

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3月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)

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