■「Jr.ウインターカップ 全国U15バスケットボール選手権大会」で活躍
四日市メリノール学院中学3年 白谷柱誠(しらたにちゅそん)ジャックさん
白谷柱誠ジャックさんは、1月に開催されたバスケットのU15「Jr.ウインターカップ」で、50得点22リバウンドを記録する圧倒的なプレーで活躍し、チーム3位に貢献しました。中央アフリカ出身の父と日本人の母の間に生まれ、15歳にして既に身長は195センチ。類まれなサイズと身体能力を兼ね備えた「スーパー中学生」として全国に名をとどろかせた白谷さん。今後の活躍に期待が膨らみます。
▽全員がやるべきことをやり切った大会
ウインターカップは3連覇を狙っていたので、3位は悔しい思いが残りました。印象に残っているのは、3位決定戦で本来の力を発揮できていなかったメンバーが、自分のパスからシュートを決めてくれたシーンです。コンビネーションがうまくはまり、狙った形の攻撃でした。このプレーをきっかけに巻き返しを図り勝利しました。メンバーで戦う最後の試合で、みんながやるべきことをやり切った結果だと思います。
▽人としても成長できた中学校生活
バスケを始めたのは、小学3年生のころです。兄の友人と遊んだのがきっかけで、津市のクラブチームに入りました。6年生の時、メリノール学院中学のバスケの体験会に参加し、「楽しくて雰囲気が良い強豪チーム。ここで自分の力を伸ばしたい」と進学を決めました。3年間でバスケの技術はもちろん、チームを率いる経験やリーダーシップを発揮する力がつき、人としても成長することができました。
▽身長とパワーを生かしたプレーが強み
ドリブルで中に切り込みシュートにつなげるのが得意なプレースタイルです。シュートが外れたボールをつかみ取る「リバウンド」も重要です。ダンクシュートのパフォーマンスも磨き、身長とパワーを生かしたプレーを強みにしていければと思っています。
▽夢はNBAでプレーすること
憧れは、日本選手ではNBAの八村塁さんや、Bリーグ千葉ジェッツの渡邊雄太さん。大舞台で活躍する姿や、諦めずに挑戦する姿を目標にしています。
将来は、オールラウンドなプレーを持ち味に、パワーで圧倒する選手になれるよう、NBAを目指して頑張ります。
3月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪!」ではバスケットボール部顧問の山﨑修さんにお話を伺います。(放送時間は(本紙)裏表紙へ)
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