■郷土の歴史を未来に残す〜三重郷土資料館〜
国登録有形文化財である三重郷土資料館は、旧三重郡三重村役場の書庫として、大正5(1916)年に建てられた建物です。
三重村と四日市市が昭和29(1954)年に合併した後も三重出張所の書庫として使われ、昭和49(1974)年に三重地区市民センターが新築される際、地域の人々の尽力で東坂部町の現在の場所に移築されました。土蔵造(どぞうづくり)2階建ての建物で、鬼瓦には「三重」の文字が刻まれており、当時の役場の歴史を今に伝えています。
現在は資料館として、地域の人が収集・寄贈した歴史資料、生活用具などを多数展示しており、小・中学生の「学びの場」、また地元の人の「郷土愛を育む場」として積極的に利活用されています。
地域の人々に大切に守られている三重郷土資料館を訪れ、昔の暮らしに触れてみてはいかがでしょうか。見学を希望される際は、三重地区団体事務局(三重地区市民センター内【電話】331-8282)へご連絡ください。
問合せ:文化課
【電話】354-8238【FAX】354-4873
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