コンビニエンスストアや飲食店などで、日本人以外の人に対応してもらう機会が増えましたよね。異国の地で、母国とは違う言語、違う習慣、違う文化の中で生活する上で、不安や寂しさなどを抱くことは容易に想像できます。そんな中、自ら教室や集まりに飛び込み、日本のことを知ろうとしている人がいて、また逆に、外国人との懸け橋になっている人がいます。取材に応じていただいた皆さんからは、お互いが思いやりの心を持ち、理解し合おうとしていることが伝わってきました。
表紙裏の写真には、四日市大学の学生二人に協力いただきました。二人は、同じ活動団体に所属していて、学年は違いますが仲良しなんだそうです。スリランカ出身のディルシャーンさんは、約2年前に来日し、それまで日本語には触れてこなかったそうですが、今ではとても流暢な日本語を話し、今年度は活動団体の副部長を務めているそうです。この日本語の習得の速さは、相当努力したのだろうなと感心しました。
皆さんも交流の場に気軽に参加するなど、まずはお互いを「知る」ことから始めて、自らの世界を広げてみませんか。(山中)
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