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未来へ加速! 中心市街地 再編に向けて進行中!(1)

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三重県四日市市

本市では、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅を結ぶ中央通りを、歩行者中心の空間につくり変える「中央通り再編事業」に取り組んでいます。
現在、事業区間全線で工事を進めており、近鉄四日市駅西側の四日市市民公園付近は、新たな姿に生まれ変わりました。近鉄四日市駅の東側では大規模に車道を切り替え、国直轄事業である「バスタ四日市」の整備や駅と新図書館を結ぶ円形デッキの整備も始まりました。これらの整備に呼応し、オフィスやホテルなど沿道の開発も進んでいます。中央通りや公園のリニューアルなど、生まれ変わる中心市街地を紹介します。

■コンセプトは ニワミチよっかいち
居心地が良く歩きたくなる歩行空間(ミチ)にリニューアルするとともに、緑豊かなオープンスペース(ニワ)で過ごしたり、さまざまな活動をしたり、自然とその場所に人々が集い歩きたくなるような空間(ニワミチ)づくりを目指しています。

※地図など詳細は、本紙またはPDF版2~3ページをご覧ください。

■魅力あふれる新たな交流の場へ
●(令和6年3月完成)近鉄四日市駅西側
・西浦通りから市民公園東までの整備は令和6年3月に完了しました。人と自転車が安全に通行できる専用の自転車道、季節に彩りを添えるさまざまな植栽、ひと休みできるベンチ、ローカル5G対応のFree Wi-Fiを整備し、歩くだけではなく、「滞在する」空間に生まれ変わりました。
・マストをイメージした照明の先端は、海の方向を見ると青色に、山の方向を見ると緑色に光ります。ベンチの足元や植栽にも照明を取り入れるなど、夜の景色が楽しめます。
※スマートポール…AIカメラ、環境センサ、Wi-Fiスポットを搭載した多機能ポール

●近鉄四日市駅東側
▽バスタ四日市(国直轄事業)
「バスタ四日市」の完成により現在3カ所に分散しているバス乗り場が集約され、施設内には雨にぬれないバス待ちスペースや屋内待合所が整備されます。また、カフェをはじめとした賑わい施設の導入など、その管理運営には民間事業のノウハウが活用されることになっており、この3月に事業者が決定しました。
すでに工事には着手しており、中央通り再編と連携しながら、事業が進められます。

▽(令和7年12月 完成予定)円形デッキ
近鉄四日市駅やあすなろう四日市駅、バスタ四日市、新図書館を結ぶ円形デッキの整備に着手しました。
円形デッキは市民の憩いの場所となる「まちを眺める上空のニワ」をテーマに、屋根と床の2つの円をずらした特徴的なデザインとなっています。
令和6年12月頃には、円形の橋桁(はしげた)が姿を現します。

▽(令和9年春頃 完成予定)国道1号からJR四日市駅
国道1号からJR四日市駅の区間では、車道を南側に集約することで、クスノキ並木を含む北側の空間は、歩道を兼ねた公園になります。すでに南側歩道の工事は着手しています。
この公園の管理運営には、中央緑地や名古屋の久屋大通公園でカフェやレストランなどを導入したPark-PFI制度※を活用し、官民連携による賑わい創出を目指します。
※公園に、飲食店などの施設を設置して運営する民間事業者を公募により選定する制度

●中心市街地周辺の公園
▽(令和7年1月 完成予定)四日市市民公園
令和6年3月からリニューアル工事がはじまりました。
シンボルとなっている「七海(ななうみ)のかけ橋」をコンセプトにした噴水は残し、伊勢湾を描いた舗装イメージを踏襲しながらも、イベントや緊急時の利用に配慮した公園に生まれ変わります。
公園全体で利用できるFree Wi-Fiを整備する予定です。

●中央通り再編事業と関連した事業
▽(令和8年度完成予定)鵜の森公園・(令和9年度完成予定)諏訪公園
鵜の森公園と諏訪公園においても、リニューアルに向けた事業が進行中です。鵜の森公園では、既存樹木を守りつつ、ゆったりとした芝生広場や遊び場を整備し、のびのびと過ごせる憩いの場に、諏訪公園では、大四日市まつりをはじめとしたイベント利用と日常利用の両立を一層重視した公園に、それぞれ生まれ変わります。

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