=毎月22日は「人権を確かめ合う日」です=
■「一人で抱えず、誰かに相談」
本市59校の小・中学校では、毎日、子どもたちが元気よく学校生活を送っています。そのような中、社会の急激な変化は、子どもたちの発達や家庭環境にも影響を及ぼし、時として子どもたちが悩みや不安を抱えることがあります。
その悩みを誰かに打ち明け相談することで、早期に解決し良い方向に向かうケースもありますが、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまい、悩みが深刻化してしまうこともあります。子どもたちがSOSを周りの誰かに伝え、早期に相談できることが、子どもたちにとっていち早く安心できる状況を作ることになります。
本市では令和4年度から、市立小学校5年生以上と中学校に通うすべての子どもたちが匿名で相談できるSNSオンライン相談アプリ「STANDBY」を導入しました。いじめなどの悩み事がある子どもたちが匿名で報告や相談をすることで、いじめの早期発見、早期解決につなげることを目指し取り組みを進めています。
STANDBYは、一人一台持っているタブレット端末からはもちろん、ご家庭のスマートフォンやタブレットといった端末からもアクセス可能で、チャット形式で相談員に相談できるようになっています。導入を始めた令和4年5月から令和5年3月まで、1500件以上の相談が寄せられています。
子どもたちが、自分の悩みを相談できる社会を共に作っていきませんか。
問い合わせ先:指導課
【電話】354-8256【FAX】354-8475
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