豊かで幸せに暮らせるまちをつくるために(1)

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全国的に少子高齢化が急速に進んでおり、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、2053年に日本の総人口は1億人を切ると予想されています。
そのような中、交流人口(その地域に訪れる人)や定住人口を巡る都市間競争が、今後ますます激しくなっていくことが予想されます。
本市は、強固な産業基盤、公共交通機関や道路網の充実などの非常に高いポテンシャルを有しています。その可能性を最大限に活かして、さまざまな機会を創出し、着実な成長を遂げていけるまちづくりを推し進めていきます。

■1　子育て・教育
やさしく、たくましく、しなやかに生きる力を持った元気な子どもが育つまちへ

▽[NEW]出産・子育て応援事業費・事務費
予算額：5億3,177万円
妊娠期から出産・子育てまで一貫して相談に応じ、必要な支援につなぐ「伴走型相談支援」と、出産・育児関連用品の購入や子育て支援サービスの利用にかかる負担を軽減するための「経済的支援(計10万円)」を一体的に実施します。
担当：こども保健福祉課

▽[NEW]給食センター管理運営費
予算額：6億2,530万円
すべての市立中学校に安全・安心な学校給食を提供するため、四日市市学校給食センターの維持管理、運営をします。
担当：学校教育課

■2　文化・スポーツ・観光
港町としての歴史と文化・スポーツ・観光の息づくまちへ

▽市指定文化財「旧四郷村役場」保存整備活用事業
予算額：2,853万円
指定文化財として保存継承するだけでなく、建物を全面的に活用して、貴重な大正時代の建造物の価値や本市の近代産業の発展を発信する資料館としてリニューアルし、より市民に親しまれるよう、記念行事を開催します。
担当：文化課

■3　産業・港湾
人とアイデアが融合し、新たな価値が創造されるまちへ

▽[拡充]四日市コンビナートカーボンニュートラル推進事業
予算額：7,582万円
四日市コンビナートが、カーボンニュートラル社会においても本市の産業基盤として永続的に維持・発展していくために、コンビナート企業や国・県・学識経験者などと検討した結果を踏まえて、新たに「四日市コンビナートカーボンニュートラル化推進委員会(仮称)」を設置し、企業間の連携によるプロジェクト創出などの新たな取り組みを推進します。
担当：工業振興課

■4　交通・にぎわい
誰もが使いやすい交通手段が整い、次々と新しい人が訪れ、新たな出会いが生まれるまちへ

▽中央通り再編事業
予算額：44億9,055万円
中心市街地の活性化や交通機能の向上を図る、中心市街地再開発プロジェクトの推進に向け、国が直轄事業として進める「バスタ四日市」と近鉄四日市駅などをつなぐ本市の新しいシンボルとなる円形デッキの整備や国道1号からJR四日市駅にかけての道路再編に着手します。
担当：市街地整備課

■5　環境・景観
環境に優しく、良質な景観のある持続可能なまちへ

▽[拡充]スマートシティ構築促進補助金
予算額：8,065万円
温室効果ガスの排出を抑制するため、太陽光発電やネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)(※)など再生可能エネルギー活用や省エネに効果的な設備を対象とした補助を拡充します。
※エネルギーの自給自足を可能とすることでエネルギー収支をゼロにする住宅

担当：環境政策課

■6　防災・消防
予測不能の災害に対しても対応可能な、しなやかで強いまちへ

▽[拡充]防災教育センターリニューアル事業費
予算額：2億1,887万円
VRなどの最新技術を活用したリアルな災害体験を通じて、市民に対してより効果的な防災教育を展開できるように、北消防署に併設する防災教育センターの改修をします。併せて、出張型防災教育を実施するため、地震体験車を導入します。
担当：消防救急課

■7　生活・居住
人と人とがつながり、自分らしい生活がおくれるまちへ

▽[NEW]自動通話録音警告機購入費補助金
予算額：160万円
特殊詐欺や悪質な電話勧誘など固定電話をきっかけとした高齢者の消費者被害を未然に防ぐため、自動通話録音警告機の購入費を補助します。
担当：市民・消費生活相談室

■8　健康・福祉・医療
地域社会で健やかで幸せに暮らせるまちへ

▽[NEW]介護予防等拠点施設関係事業
予算額：5,671万円
令和4年度に整備した介護予防等拠点施設において、フレイル(虚弱)傾向にある高齢者に対する生活機能の維持・向上のための指導や介護予防の啓発などを実施します。また、認知症に関するワンストップ窓口としての相談対応、認知症の初期段階の人に対する支援などをします。
担当：高齢福祉課