■自動通話録音警告機の購入費補助金制度がスタート
令和4年に三重県内であった還付金詐欺、架空料金請求詐欺、預貯金詐欺などの特殊詐欺被害は、認知発生件数だけで142件あり、その被害者の約8割は65歳以上の高齢者となっています。
また、携帯電話の普及が進んだ今でも、特殊詐欺の被害の多くが自宅固定電話への犯人による電話が起点となっています。
本市では、特殊詐欺や悪質な電話勧誘などからの被害を未然に防止するため、満65歳以上の方を対象として、固定電話機へ外付けする「自動通話録音警告機」の購入費の一部を補助する制度を6月1日から開始しました。
自動通話録音警告機は、電話機の呼び出し音が鳴る前に、相手に対して、通話内容を録音することを伝える警告音声を流した後に通話内容を録音する機器です。
詐欺電話などは声を残すことを嫌うため、呼び出し音が鳴る前に電話を切っていくなどの効果が考えられます。
ぜひ、この機会にこの補助金制度をご利用いただき、自動通話録音警告機を設置していただくことで、あなた自身が特殊詐欺の被害者にならないようにご注意ください。
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