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きらり四日市人 Vol.135

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三重県四日市市

■日本バッハコンクール金賞第1位受賞水谷倫都(りんと)さん
内部小学校4年の水谷倫都さんは、2月に開催されたピアノコンクールの全国大会「第14回日本バッハコンクール」で、小学3・4年A部門の金賞第一位を受賞しました。ピアノの技術はさることながら、実は二輪のモトクロス競技にも熱中する「二刀流」です。受賞の喜び、モトクロスの楽しさについて、倫都さんと母親の貴代(たかよ)さんにお聞きしました。

▽目指していた金賞一位をとれてうれしい
倫都さん:6歳上のお姉ちゃんがピアノをやっていたので、僕は3歳から始めました。
コンクールの課題曲は「狩のホルン」を選びました。短い曲で、弾くだけなら難しくはないのですが、金管楽器・ホルンの音色をピアノで表現するのに苦労しました。毎日、1曲を10回くらい練習しました。本番では緊張したけれど、練習通りに弾け、目指していた1位をとれてうれしかったです。もう一度コンクールに出て1位をとりたいです。

▽モトクロスのスピード感やジャンプが楽しい
モトクロスは、モータースポーツが好きなお父さんに勧められて6歳から始めました。県内のスクールやコースに通って練習しています。
エンジンの付いた65ccのバイクに乗って、アップダウンのあるオフロードでジャンプ台を飛んだり、時速70キロくらいのスピードで走ったりするのが面白いです。いつかモトクロスの世界チャンピオンになりたいです。

▽挑戦する姿を見守っていきたい
貴代さん:バッハの作品はクラシック音楽の真髄とされ、バッハコンクールは「音楽の原典を学ぶ」を基本的な考え方にしたピアノコンクールです。息子の出場部門には約260人の参加がありました。
二人で課題曲を解釈し、ホルンの音色をピアノで表現するためタッチを工夫し、曲に表情をつける弾き方を探りながら練習したのが良かったと思います。
平日は私が付き添ってピアノに、休日は父親と一緒にモトクロスの練習に励んでいます。これからもいろいろなことに挑戦し、成長する姿を見守っていきたいと思います。

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6月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)

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