■「大四日市まつり」
昭和33年まで夏に行われていた「商品祭」、「七夕まつり」、「港まつり」は「四日市港まつり」として統一され、さらに全市をあげての催事として昭和39年に「大四日市まつり」が始まりました。
「大四日市まつり」は、途中、四日市大水害や新型コロナウイルス感染症の影響を受け、中止を余儀なくされたこともありましたが、今年で第60回を迎えることになりました。
大入道、鯨船(くじらぶね)をはじめとする、市内のさまざまな山車などが一堂に会する「大四日市まつり」は今や夏の風物詩と言えますが、それぞれの時代に合わせ、まつりの内容も変化してきました。市制100周年を迎えた平成9年には、現存する中部地区のネリが勢ぞろいしました。また、今でも続いている「おどりフェスタ」は、この年から始まりました。
今年は、第60回を記念して特別企画「市内各地の鯨船8艘大集結」が行われます。市内に引き継がれるすべての鯨船山車が大四日市まつりに集結して、各団体が個々に演技します。また、演技終了後には8艘が勢揃いしますので、各地の鯨船の違いを楽しんでいただけると思います。
8月5日(土)・6日(日)に開催される「大四日市まつり」で皆さんのお越しをお待ちしています。
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