地震をはじめとする災害に対し、市民の皆さんの意識を高め、知識や対応力の向上を図るため、北消防署に併設する「防災教育センター」を大きくリニューアルしました。
VRなどの最新技術を活用したリアルな災害体験を通じて、より効果的な防災教育を展開しています。
今号では、新しくなった「防災教育センター」についてご紹介します。
■災害の疑似体験で対処法を学ぼう! 体験型防災教育
四日市市マッピングシアター、災害連鎖シアター、煙体験などのコンテンツを駆使して、訪れた市民の皆さんが災害をリアルに感じることができる体験型の防災教育を各ゾーンで提供します。
●[A]ZONE 四日市市防災情報ゾーン
(1)四日市市マッピングシアター/四日市市の災害の歴史
●[B]ZONE 災害体験ゾーン
(2)災害連鎖シアター
(3)煙体験
(4)地震VR・防災シアター
●[C]ZONE 地震体験ゾーン
(5)地震体験…地震体験車は四日市消防管内に派遣することができます。
●[D]ZONE 備えゾーン
(6)備えゾーン
(7)災害後の世界
▽Interview 防災の気づきを行動へつなぐために
防災において、最も危惧すべきは「災害は私のところにはこない」と思い込んでしまうことです。「天災は忘れたころにやってくる」という警句を思い出し、災害に関する正しい知識を持ち、正しい方法で常に備えることが災害に対する最も有効な手段です。
防災教育センターでは災害を疑似体験し、新しいデータに基づいた災害情報を知り、何に対してどう備えるべきかを学ぶことができます。
新たにVR(仮想現実)などの技術を取り入れていますので、ぜひ来館して、災害や防災について、新しい発見をしてください。
防災教育センター所長 浜田昭
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