■三重平中学校3年生が四日市をPR!
三重平中学校の3年生が主体的な学習の一環として、修学旅行先の千葉県で本市をPRしてきてくれました。
千葉県のイオン海浜幕張店でプレゼンテーション形式の発表を行い、現地でも大好評であったとの評判を聞きつけ、私も三重平中学校を訪れ、PR活動について生徒たちに直接聞いてきました。
プレゼンテーションは、「四日市の魅力」、「ふるさと納税の返礼品」、「ふるさと納税の寄附金の活用」の3つの項目に分かれていました。
四日市の魅力を伝えるために、例えば、「コンビナート夜景がきれいです。」と言うだけではなく、四日市港の始まりや、四日市公害を経験し、環境を改善してきた歴史なども交えた紹介をしてくれました。
ふるさと納税の返礼品については、本市の700種類を超える返礼品の中から、PRする返礼品を選ぶことも大変だったと思います。本市の代表的な地場産品の萬古焼や、返礼品の人気ランキング上位のごま油を選ぶ班が多い中、ある班は、まぐろレストランの商品をPRしてくれました。なぜその品を選んだのか、理由を聞いてみると「何度か食べたことがあって、おいしかったから。」と、なんとも中学生らしい答えでしたが、自らの体験に基づいたPRをすることは、PRの基本かもしれませんね。
さらには、ふるさと納税の寄附金の活用方法として、コミュニティー施設の建設や街灯の設置などさまざまな提案をしてくれました。
PR活動前には直接お客さんに告知チラシを配布し、予想より多くの観衆が集まって緊張したようですが、プレゼンテーションをするために、生徒たちは、いろいろな工夫をしたと教えてくれました。笑顔で、大きくはっきりした声で、身振り手振りも交えてなど、どうしたら四日市の魅力をしっかり千葉県の人に伝えられるかを意識したそうです。
修学旅行の貴重な時間を利用して、本市の未来を担う若者が遠く離れた千葉県で本市のPRをしてくれたこと、郷土愛を深めたことを嬉しく思います。
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