人権のひろば～人権・同和教育シリーズ～

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=毎月22日は「人権を確かめ合う日」です=

■「こども基本法からみる新しい社会」
令和5年4月1日にこども基本法という法律が施行されたことをご存じですか。
こども基本法はすべての子どもが幸せな生活ができる社会を実現するために作られました。こども基本法には6つの基本理念がありますが、これは子どもの権利条約の基本的な考え方である4つの原則((1)命を守られ成長できること、(2)子どもにとって最も良いこと、(3)意見を表明し参加できること、(4)差別のないこと)が基になっています。
これからの社会は子どもを保護すべき対象としてだけでなく、子どもを権利を持つ主体として認識し、子どもの意見を尊重し、社会に反映させるための機会や場が設けられることが期待されています。
しかし、子どもの意見を社会に反映させるのは難しいと感じるのではないでしょうか。まずは私たち一人ひとりが子どもの権利について意識することが大切です。
日頃、子どもの幸せを願うからこそ無理やり子どもに言うことを聞かせようとすることがあると思います。子どもの権利が社会に浸透し、大人に子どもの意見を尊重する意識が生まれると、子どもに対して一方的な形で対応することが減るのではないでしょうか。
子どもを思う気持ちが強いあまり、意見がぶつかった時に、どうしても怒鳴りそうになったり、手をあげそうになったりする悩み事や、子育て上の心配事がありましたらこども家庭課へご相談ください。

問い合わせ先：こども家庭課
【電話】354-8276【FAX】354-8061