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みんなで健康づくり

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三重県尾鷲市

■心地よい睡眠、とれていますか?
昼間に活発に働く大脳は、眠りによって休息します。また、体内の細胞分裂が活発化し、免疫細胞が体内を点検するのも眠っている間です。このようなメンテナンス作業が睡眠不足によって滞ると、脳や身体の回復が十分できないため、心身の健康に大きく影響をもたらしてしまいます。

◇快適な睡眠をとるためのポイント
1.体内時計を整える
朝起きてから夜寝るまでの1日の生活のリズムをつくっているのが「体内時計」です。体内時計の周期は約25時間ですが、朝日を浴びることなどで24時間になるといわれています。
体内時計には、(1)睡眠と目覚めをコントロールする、(2)睡眠のパターン「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」のリズムを作る、(3)体温を変化させることで生体リズムを調整する、などの働きがあります。
こうした体内時計の働きを不規則な生活で妨げないようにすることが、睡眠の質を高めることにつながります。
朝は、毎日同じ時間に起床し、規則正しい生活を心がけましょう。

2.睡眠時間にこだわりすぎない
一人一人、体質や生活状況が異なることなどから、睡眠時間には個人差があります。熟睡感があって、日中も眠気に悩まされることがない程度の睡眠時間を目安にしてみましょう。

3.就寝前にリラックス
就寝の1~2時間前は、できるだけ心身をリラックスさせましょう。読書や落ち着いた音楽を聞く、ぬるめのお湯につかる、軽いストレッチなどを取り入れてみましょう。カフェインは入眠を妨げ、寝酒は睡眠の質を悪くしますので、できるだけ控えましょう。

4.寝室環境を整える
寝室は暗く静かにし、快適な室温と湿度を保てるようにしましょう。(夏/25~28度・冬/18~22度、湿度50~60%が目安といわれています。)
寝具は、季節や自分に合ったものを選びましょう。
※睡眠障害は「体や心の病気」のサインであることがあります。熟睡感がない、激しいいびき、足のムズムズ感などがある場合は、一度かかりつけ医に相談してみましょう。

9月になり、夜間涼しくなってきましたが、まだまだ寝苦しい日もあります。自分なりの工夫を見つけて、良質な睡眠で1日の疲れをとり、体調を崩さないようにしたいですね。

お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871

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