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〔特集〕尾鷲の漁業

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三重県尾鷲市

■尾鷲市の大きな魅力の一つが『海の幸』!
そんな尾鷲の漁業について、発信します。
尾鷲市の主な漁業は養殖、定置網です。この二つが尾鷲市の漁業生産額の約8割を占めています。尾鷲市の海岸線はリアス海岸になっており、波が穏やかであることが特徴です。養殖、定置網はこの自然環境をうまく生かした漁法となっています。

・尾鷲市の漁業生産額(平成30年)

■養殖
尾鷲市のマハタ養殖は日本一です。今回はなぜ尾鷲がマハタの養殖で有名なのかを説明します。
(1)マハタって何?
マハタはハタ科の大型魚で、天然の漁獲量が少なく、極めて美味であることから「幻の高級魚」と言われています。
(2)なぜそんな高級魚を大量に養殖できる?
マハタをなぜこれだけ大量に出荷できるのかというと、もちろん養殖が行われているためです。だがリアス式海岸が続く尾鷲市周辺では入江」が多く、養殖に適した環境が整っているからなんです。
(3)全国ではどのくらいの割合で尾鷲のマハタが食べられている?
三重県のマハタ種苗生産量は、全国の約9割を占めています。県内マハタ生産量の約8割が尾鷲市で生産されていることから、尾鷲は全国一の生産量を誇っていることになります。
これを読んでくれている皆さんは、魚の有名なこのまちに生まれたことを幸せに感じ、魚を食べてくれると嬉しいです。

■定置網
定置網とは、一定期間、魚の回遊する場所に網を設置し、誘導された魚を獲る漁法です。
定置網漁は、他の漁法に比べて海への影響が少なく、獲れた魚の一部だけを漁獲することで持続的で資源に優しい漁法になっています。
定置網漁は、獲る魚を選べないので儲からないこともあるそうですが季節ごとに多様な魚が獲れるのがこの漁の魅力です。最近では、高齢化に伴って働き方改革として、IT導入、漁具の機械化などが進んでいます。

■遠洋漁業
尾鷲市はもともと、一本釣り・延縄漁(はえなわりょう)がとても盛んでした。しかし、排他的経済水域の制定や漁師の高齢化によって、その数はどんどん減っていきました。
私たちは5月に、「株式会社長久丸」のマグロ船「第八十七長久丸」の見学をしてきました。「第八十七長久丸」は、日本に古くから伝わる伝統的な延縄漁で漁をしています。近代的な巻き網漁とは異なり、魚資源を大切にする漁法だそうです。
巻き網漁の方が、マグロの群れごと漁獲できるのですが、これだと未成魚も減ってしまい、マグロの資源を失ってしまうことになります。一方で、延縄漁は群れの一部のマグロしか漁獲しないので、持続可能な漁法といえるのです。
今回、学んだことで、尾鷲の漁業は、環境に十分配慮して行われていることがよくわかりました。

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