■九鬼町の秘境「オハイ」を知っていますか?
私たちは、「魅力体験ツアー」で、九鬼町の「オハイ(大配)」に行ってきました。片道約2時間の道のりでしたが、美しい景色を見ながら歩いていると、あっという間でした。
◇道中も楽しい!オハイへのルート紹介
道中では、「藪漕隊(やぶこぎたい)」の皆さんに、この地の歴史や道の整備について教えていただきました。その一部をご紹介します。
[鹿子(かご)の木]
木の模様が鹿の子どものお尻の模様に似ていることから、この名前がつけられました。
[しゃり・土留(どど)め]
「しゃり」とは、幹が枯れて芯だけが残っている木のことです。
この「しゃり」を活用したものが「土留め」です。「土留め」は、雨が降ったときに流れてきた土をせき止め、道が崩れるのを防ぎます。
[景子橋(けいこばし)]
「藪漕隊(やぶこぎたい)」でもあり、「けいこの小さな家」のオーナーでもある可知景子(かちけいこ)さんが4年前に設置した橋です。
この橋が架けられたことによってオハイが一気に有名になりました。
◇感想
オハイの存在自体は知っていましたが、近くにあるのに今まで行ったことがありませんでした。今回初めて訪れ、想像以上の美しい光景に圧倒されました。特に、崖上から見る水平線やオハイブルーは、迫力があり感動しました。
そして、このツアーを通して、この美しい風景やそこにたどり着くまでの道は、勝手にできたわけではなく、さまざまな人の努力で成り立つものだということを改めて感じました。皆さんもぜひ、オハイを訪れ、魅力を堪能してください!
※各特集記事の作成者については、本紙またはPDF版を参照してください。
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