令和4年度国民健康保険事業決算をお知らせします

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令和4年度の尾鷲市国民健康険事業決算では、歳入総額から歳出総額を引いた形式収支は1,856万円の黒字となり、前年度からの繰金や基金の積立・繰入などを差し引いた実質単年度収支でも5,426万円の黒字となりました。
前年度と比較しても、形式収支では205万円、実質単年度収支では1,839万円多くなっており、運営状況が改善しています。

■歳入
◇県支出金(普通交付金)
15億3,042万円
加入者の皆さんの医療費などを支払うために県から交付されるお金です。昨年度よりも医療費が減少したため、7,215万円の減少となりました。

◇国民健康保険税
3億5,832万円
皆さんに納めていただく税金です。加入者数の減少により、昨年度より2,158万円の減少となりました。

◇基金繰入金
901万円
基金とは国保の貯金のことで、基金繰入金とは貯金を取り崩したことを意味します。

歳入：21億7,340万円

歳入：前年度との比較

■歳出
◇保険給付費
15億3,330万円
皆さんの医療費の7割分や、高額療養費の支払いなどにかかったお金です。1人当たり医療費の減少により、昨年度よりも7,733万円減少しました。

◇国民健康保険事業費納付金
4億8,104万円
県からの交付金を受け取るために、県に納めなければいけないお金です。

◇基金積立金
6,122万円
基金積立金とは貯金を積み立てたことを意味します。

◇保健事業費
2,373万円
特定健診や健康づくり事業など、皆さんに健康を保持・増進していただくための取り組みにかかったお金です。

歳出：21億5,484万円

歳出：前年度との比較

※決算額は各項目で1万円未満を四捨五入しており、合計と合わない場合があります。

■その他の指標
・1人当たり税額　9万3,505円
・収納率　93.35%
・1人当たり医療費　45万7,132円
・加入者数(年平均)　3,886人
うち前期高齢者(65～74歳の人)　2,189人

■今後の国保の状況
令和4年度は、加入者の皆さんの協力や、さまざまな取り組みの結果、前年度と比較して国保財政は良化しています。
しかし、県内で比較すると依然として1人当たり医療費が高く、1人当たり税額が低い状況に変わりはないため、今後も皆さんに健康を保持・増進していただくための取り組みである保健事業に注力しつつ、安定した運営に努めてまいりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

・県内14市の1人当たり医療費

・県内14市の1人当たり税額

お問い合わせ：市民サービス課
【電話】23-8193