■男女共同参画って難しそう?いえいえ、実は身近にあるんです!
男女共同参画をもっと身近に感じてもらうため、昨年に広島で開催された「ちぃともやもやジェンダー川柳コンテスト」の受賞作品を、今月号から毎月一句ずつ紹介していきます。
このコンテストは、性別による思い込みや、「女のくせに」「男のくせに」…などの決めつけにまつわる「もやもや」を川柳にしたもので、自身の性別による思い込みに気づいたり、行動を変えたりするきっかけになることを願い開催されたものです。
皆さんも川柳を詠んで、さまざまなことを感じてもらえたらと思います。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
◇作者のコメント
父と母は家に帰ってくる時刻が同じくらいなのに、母が夕食を作っています。父が母に「ご飯まだ?」と言うのを聞いて、もやもやしました。(10代、女性)
◇審査員長のコメント
母親は夕食を作るのが当然、という家族間の性別による思い込みについて、子どもの視点で思いをストレートに表現しています。この作品を見て心が痛むお父さんは非常に多いと思いますが、実際、私が大学でジェンダーの話をすると、同じ疑問を抱く女子学生が多くいます。
出典:「ちぃともやもやジェンダー川柳コンテスト」
お問い合わせ:政策調整課
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