紀北広域連合では、令和6年度~令和8年度の3年間を計画期間とする第9期介護保険事業計画を策定しました。介護保険事業の円滑な運営を図るため、3年ごとに介護保険事業計画を策定し、サービス費用の見込み量等に基づき介護保険料を算定しています。
■第9期の介護保険料
第9期の介護保険料は、サービス利用量の増加が見込まれることにより、第8期(令和3年度~令和5年度)と比べ基準月額6,396円から216円増額の6,612円となります。また、国の示す新基準に従って、所得段階区分の変更(9段階→13段階)を行いました。なお、紀北広域連合では、介護保険料の上昇を抑制するために、介護給付費準備基金の取り崩しを行いました。
■介護保険料の金額について
介護保険制度は、国、県、市、町の公費と40歳以上の人が支払う保険料を財源として運営しており、介護を社会全体で支え合う制度です。介護サービスを利用する場合、費用の1割(一定以上の所得がある人は2~3割)が自己負担となり、残りが介護保険から給付されます。財源が不足すると、必要な介護サービスを行うことができなくなります。誰もが安心してサービスを利用できるよう保険料は必ず納めましょう。
お問い合わせ:紀北広域連合
【電話】35-0888
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