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自治体の皆さまへ

6月20日(木)尾鷲市は市制施行70周年を迎えます(1)

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三重県尾鷲市

昭和29年6月20日、県下で9番目の市として誕生した尾鷲市も今年で満70歳。今日まで市民の皆さまをはじめ多くの人々に支えられながら、市制施行70周年という大きな節目を迎えます。

■尾鷲市制施行70周年記念式典
6月30日(日) 市民文化会館にて

◇第1部 午前10時~正午(受付…午前9時~)
尾鷲節などのアトラクションや、市政の発展に貢献された功労者への表彰を行います。本市にゆかりのある人々や来賓者をはじめ、一般の皆さまも参加できますので、共に70周年をお祝いしましょう。
対象:どなたでも
定員:300人程度
※申込不要、当日先着順。

◇第2部 午後2時30分~(開場…午後1時30分)
次代を担う市内の小中学生たちと市民の皆さまが本格的なオーケストラの演奏を聴く機会として、「Osaka(オオサカ)Shion(シオン)Wind(ウィンド)Orchestra(オーケストラ)」による演奏会を開催します。
全席指定のため事前の申し込みが必要です。
対象:どなたでも

■市制70周年にあたり
市長
加藤(かとう)千速(ちはや)

尾鷲市は昭和29年6月20日に、当時の尾鷲町、須賀利村、九鬼村、北輪内村、南輪内村の1町4村が合併し、市制を歩み始めてから、本年で70年という大きな節目を迎えます。その歴史を振り返りますと、日本は戦後の復興と加速的な経済成長を成し遂げました。
本市においても、海・山の豊かで美しい自然環境に支えられ、古くから漁業・林業で栄えるとともに、鉄道、道路網のインフラが整備され、全国的な電力需要が伸びる中、水力発電所や火力発電所が建設され、人口もピーク時には3万4,000人を超え、豊かな町として成長してきました。
しかし、近年では、少子高齢化の急速な進展による著しい人口減少や、中部電力尾鷲三田火力発電所の廃止など、地域経済や地域社会に極めて深刻な影響を及ぼしているのが現状であります。
また、去る4月24日に公表された「人口戦略会議」において、本市も「消滅可能性自治体」として挙げられております。
このような厳しい状況の中、「もう後戻りはできない!前に向かって、本市を支える重要な案件を一歩でも着実に進めていかなければならない。」と考えております。その根幹となるのが、令和4年度を始期とした「第7次尾鷲市総合計画」です。
すなわち、令和4年度からの10年間のまちの将来像を「住みたいまち住み続けたいまちおわせ」と定め、その実現に向けた具体的な取り組みを進めていくということです。
そのためには、実現性・実効性を担保することが重要であり、市民の皆さまとともに考え、協力し合い、積極果敢に行動してまいります。
その主な政策は、(1)「子育て環境」と「保健・医療体制」の充実、「地域包括ケア」の構築と「セーフティネット」の充実(2)豊かな「自然環境」と良好な「生活環境」の保全、「災害に強く」便利で快適な「生活基盤」の整備(3)活力ある「産業の再生・創出」と「働く場所の確保」、魅力の発信による「交流人口の創出」(4)「活き活きと学び、活動し続けられる環境づくり」、地域を担う「人材の育成」(5)「財政基盤の充実」と「既存ストックの有効活用」です。
これらの政策実現のため、令和4年度から一つずつ着実に進めており、少しは芽が出てきておりますが、特に本年度の70周年を機に、よりスピード感をもって、具体的に事業展開を行っていきたいと考えておりますので、市民の皆さまの深いご理解と絶大なるご協力をお願い申しあげます。

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