令和4年度決算報告(4)

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■特別会計決算
特別会計とは…特別会計は、特定の目的のために一般会計とは区別されており、みなさんからの保険料(税)や使用料などで運営されています。それでもまだ不足する分や法律で定められている分は、一般会計から各特別会計へ繰出金として支出しています。

▽国民健康保険
事業勘定は歳入歳出とも増加
診療施設勘定は歳入歳出とも増加
国民健康保険は被保険者の相互扶助に支えられた地域医療保険として、加入者の健康保持と福祉の向上に大きな役割を果たしています。主に保険税やその他の収入金を財源として、保険給付を中心とする事業を行います。
被保険者数：2,208人(令和5年3月末現在)
主な事業：国保加入者に係る保険給付費8億2,096万8千円

▽介護保険…歳入歳出とも増加
介護保険の主な事業は、要介護等認定を受けた方が利用した介護サービスに対して、自己負担を除く部分を保険給付費として、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満)の保険料と公費(国・県・町)を財源に給付しました。
※令和5年3月末現在
第1号被保険者数：2,919人
要介護等認定者数：402人(第2号被保険者含む)
主な事業：介護サービスに係る保険給付費6億9,783万2千円

▽後期高齢者医療
歳入歳出とも増加
後期高齢者医療制度の運営は県内全市町が加入の三重県後期高齢者医療広域連合で、被保険者は75歳以上の方で、市町は保険料の徴収と被保険者からの申請・届出等の窓口となります。
被保険者数：1,573人(令和5年3月末現在)
主な事業：後期高齢者広域連合納付金1億7,529万8千円

▽公共下水道事業
歳入歳出とも減少
公共下水道施設の整備状況については、水洗化世帯が95.77%となりました。また事業については、管渠清掃などの施設修繕及び北福崎雨水幹線整備事業をはじめとした、施設整備を行いました。
なお、下水道事業の公営企業会計への移行に伴い、3月31日付にて打ち切り決算を行いましたので、歳入歳出ともに減少しております。
主な事業：北福崎雨水幹線整備工事1,290万円

(単位/千円)

■公営企業会計決算(水道事業)
年間給水量は191万6,616立方メートル(前年度比0.8%減)、1日平均給水量は5,251立方メートル、1日最大給水量は7,554立方メートルとなりました。
収益では、水道料金収入が2億4,644万5千円(前年度比1.8%増)となり、全体で約3億4,214万5千円(前年度比2.7%減)となりました。
費用では、受水費が1億6,093万2千円(前年度比0.4%減)、委託料が6,541万8千円(前年度比103.5%増)等となり、全体で約3億5,008万7千円(前年度比1.8%増)となりました。

▽主な事業
南福崎地内水道管耐震補強替工事