■古紙の分別でごみの減量化を
3月は新年度への切り替え時期ということもあり、事業所だけでなく一般家庭においても段ボールや書類などの「古紙」が大量に出されます。
紙の原料は元をたどればすべて木材であり、不要となった紙、いわゆる古紙を安易に可燃ごみとして捨てることは、貴重な森林資源を浪費しているということになります。デジタル化やペーパーレス化が進む昨今でも、まだまだ古紙は私たちにとって身近な存在であり、その貴重な原料を安定に確保するため、リサイクルしていく必要があります。また、古紙をリサイクルすることは、廃棄物として処理される紙がそのまま資源となるため、ごみの減量化につながっていきます。
◆古紙はごみではありません 資源です
古紙を燃やせるごみ袋で捨てていませんか?せっかくの資源を無駄にしていませんか?今一度考えてみてください。
古紙は分別しやすく、回収から再生までのシステムも確立されていることから、リサイクルの優等生と言われています。少しの意識で、資源となる古紙を増加させることができます。
○資源となった古紙の量
令和5年 141トン
令和4年 121トン
皆さんのご協力で20tもプラスに!
◆ポイントは雑がみ
古紙分別のポイントとなるのは雑がみの分別です。雑がみとは新聞(チラシ含む)、段ボール、雑誌、紙パック以外のリサイクルできる紙のことで、お菓子やティッシュの箱、トイレットペーパーやラップの芯、はがき、封筒、紙袋などを言います。
雑がみの分別は、次の(1)~(3)のとおりで、難しいものではありません。ぜひ紙袋を設置してみましょう。
(1)まずごみ箱の隣に紙袋を設置し、そこに雑がみを捨てていきましょう。
(2)あっという間に雑がみがたまっていきます。
(3)紙袋が雑がみでいっぱいになったら、紙袋ごと地域のごみステーションなどへ。
段ボールや雑誌、新聞はすでに分別されているので、雑がみの分別を習慣化させることが資源の増加につながります!
◆リサイクルステーション
町内5カ所に設置されるリサイクルステーションは、古紙と古布に限り、24時間365日出すことができます。
コンビニエンスなリサイクルステーションをぜひご活用ください。
毎日のように配達されるネットショッピング。
その多くは段ボールで届きます。家に段ボールはたまっていませんか?
その段ボール、いつでもリサイクルステーションへ出せるんです。
再生可能な素材をきちんと分けて、再資源化に努めましょう。
度会町 資源 大切に
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問合先:役場建設水道課 環境水道係
【電話】62-2415
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