■第17回美し国三重市町対抗駅伝
2月18日、「第17回美し国三重市町対抗駅伝」が開催され、度会町は過去最高順位となる町の部5位入賞に輝きました。選手たちは、県庁から三重交通Gスポーツの杜伊勢までの10区間42.195kmをたすきでつなぎました。
午前8時45分、一見勝之知事の号砲とともに各市町のランナーが一斉に走り出しました。
序盤、度会町は1区西村凜選手、2区山本楓真選手の好走により、絶好のスタートを切りました。
7区の皇學館大学畑まどか選手は、町の部区間賞にあと2秒に迫る力走。9区のトライアスロンで活躍する枡田日菜果選手は、町の部で5つの順位を上げる激走を見せ、町として歴代最高順位となる町の部5位でアンカーにたすきを渡します。
最終10区は、雨脚が強くなり、難しいコンディションでしたが、この順位を枡田貴理丸選手が守り、ゴールテープを切りました。
力を出し切った選手たちは、町の部5位入賞の賞状と盾を持ち、ゴールの競技場をバックに、最高の笑顔で記念撮影を行いました。
◆息子から父へ 東出親子
昨年と同様、親子で出場となった東出純一・颯太選手。今年は、息子の颯太選手が中学校へ上がったことにより、4区から5区への親子たすきリレーが実現しました。
たすきを手渡した颯太選手は「僕にとって最高の瞬間でした」受け取った純一選手は「もう少しこの空間に居たいという気持ちでした」と話してくれました。
◆妹から兄へ 枡田きょうだい
きょうだい揃って、日本のトライアスロン界で活躍する枡田貴理丸・日菜果選手。2人は普段から共に切磋琢磨しながら、トレーニングに励んでいます。
昨年に引き続き、9区から10区へたすきをつないだ2人。貴理丸選手は「妹が順位をあげてつないでくれたので、この順位を守るという気持ちで走りました」と話してくれました。
◆監督が話した4つの目標
大会前、今大会への4つの目標を話してくれた上井一浩監督。
(1)選手が体調を万全にして出場
(2)1区からのたすきをアンカーまでつなぐ
(3)昨年の記録を更新
(4)町の部で入賞
閉会式後、「大会前に掲げた4つの目標をすべて達成することができた。言葉に表せないほどうれしいです」と話してくれた監督には笑みがこぼれていました。
▽町の部 総合順位
※入賞自治体のみ
1位:菰野町 2時間21分13秒
2位:川越町 2時間21分23秒
3位:東員町 2時間29分52秒
4位:多気町 2時間32分28秒
5位:度会町 2時間35分49秒
6位:玉城町 2時間36分31秒
7位:朝日町 2時間37分31秒
8位:大台町 2時間38分31秒
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