■クマアラートの導入について
近年、全国各地でクマに関する事故や出没が相次いでおり、三重県内においても、ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。この状況を受け、三重県では、今年度から「クマアラート(注意報、警報の発表)」を導入しています。
注意報発表の基準(いずれかの基準を満たした場合):
・クマの出没件数が過去5年間の平均値(月単位)の2倍を超えるとき
・クマの出没による人身被害の発生が懸念されるとき
例)養蜂箱への連続した被害
警報発表の基準:クマによる人身被害が発生したとき
※原則、市町単位で発表します。
発表期間:原則、注意報や警報の発表日から2か月間
■クマと出会ってしまった場合
・背中を見せない、走って逃げない
・目を合わせたまま、ゆっくりと後退し、その場を離れる。
■クマを集落に寄せ付けない
・生ごみ、果樹(柿や栗など)、農作物、養蜂箱などを狙ってくるので、できるかぎり放置しない。
・集落周辺の藪の刈り払いを行い、出没しにくい環境をつくる。
■クマと出会わないために
・鈴やラジオなどで自分の存在を知らせる。
・山の近くなど見通しの悪い場所に不用意に入らない。
■クマを目撃した場合
・クマとおもわれる動物を目撃した場合、速やかに以下にご連絡ください。町内・町境付近での目撃情報は随時、防災行政無線等にて周知いたします。
三重県では県民への注意喚起として6月から三重県地図情報サービスによるクマの出没情報やクマアラートの状況を公開しておりますのでご活用ください。
問い合わせ:農林水産課
【電話】3-0517
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